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ロッテとEマートが中国市場で苦戦

韓国でカルフールが失敗した教訓をいかそう

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2012年7月19日(木)

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 韓国の小売流通最大手であるロッテとEマートが中国市場で苦戦している。ロッテデパートは北京店から手を引くことにした。同店は、ロッテデパートが中国進出1号店として2008年にオープンしたものだ。ロッテデパートが運営中の支店を手放すのはこれが初めてである。

 ロッテは2008年、中国北京を代表する繁華街である王府井に、銀泰百貨有限公司と合弁で「ロッテインタイムデパート(樂天銀泰百貨)」をオープンした。思うように事業が伸びないことから、撤退を決めた。北京店は2008年に172億ウォン(約12億円)、2009年に345億ウォン(約24億円)、2010年に336億ウォン(約24億円)の赤字を計上した。2011年も281億ウォン(約20億円)の赤字だった。この4年間で赤字額は1134億ウォン(約80億円)に達した。

 ロッテの関係者は、「ロッテインタイムデパートは50対50の合弁企業だったため、運営にあたり難しいところが多かった」「お互いにWin-Winにできる方法を模索したところ、合弁を解消し、単一会社の運営体制に転換した方がいいということになった」と話した。

 積極的に新店舗を展開していたロッテマートも、中国市場での業績は良くない。2011年中に15店をオープンしたが、ほとんどが赤字であることがわかった。2012年に入ってから5月まで追加出店が1店舗しかないのも、この赤字が理由である。中国国内にあるロッテマートの店舗数は95で、韓国の96店と大差ない。

 ロッテマートだけではない。韓国市場でシェア1位の座にあるディスカウントショップEマートも中国市場ではうまくいってない。2011年に、業績が思わしくない支店を大幅に整理した。27店舗のうち11店を整理し、現在は16店しか残っていない。持分売却7店、資産売却2店、営業終了2店である。

 中国Eマートは、2011年に中国で952億ウォン(約67億円)の損失を記録した。売上高も40億中国元(約500億円)から24億中国元(約300億円)にまで減った。市場シェアも後退している。中国チェーン経営協会が発表した「中国100大流通企業(売上高順)」によると、Eマートは2011年、上位100位に入れなかった。

訳者注:1996年韓国に進出したカルフールは、フランス流に固執した。店長と役員はフランス人、フランス本社のマニュアル通りの店舗運営を目指した。その結果、韓国人には不便な売り場になり敬遠され、業績が上がらなかった。2006年、店舗を韓国流通企業イーランドに売却し撤収した。

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