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「ソーシャル五輪」が熱い 企業はSNS活用を競う

2012年7月23日(月)

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 今月27日のロンドン五輪開催を前に、「Social」と「Olympics」をつないだ、「ソーシャリンピックス」なる造語がここロンドンのマーケターの間に広がっている。フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が大規模に活用されているからだ。

 SNSなどのソーシャルメディア誕生以降の五輪開催は、もちろんロンドンが初めてではない。フェイスブックの創業はアテネ五輪の2004年。北京五輪の時にはツイッターもユーチューブもあった。だが、過去の大会とロンドン五輪は明らかに状況が異なる。

 米調査会社コムスコアによると、2007年に5億人以下だったソーシャルメディア利用者は、昨年12億人に拡大。使用頻度も、ネットの総利用時間の5分の1を占めるようになった。さらに、今では利用者の3分の1はアジア太平洋地域におり、欧米中心だった普及地域は全世界に広がっている。

 これに伴い企業の認識も変わった。企業におけるソーシャルメディアの活用状況を分析する英ソーシャジリティの創業者アンソニー・バージェス-ウェッブ氏は、「ブランド大手でも、マーケターの世代交代が進んでいる」と話す。テレビなどの既存メディアだけではなく、ソーシャルメディアも使いこなす方向に移行しつつある。

注:7月13日時点のもの、ランキングは日々入れ替わる  出所:英ソーシャジリティ

 ならば、ロンドン五輪のスポンサーにおけるソーシャルメディアの活用ぶりはいかほどか。同氏は、フェイスブックの「いいね!」の数など50種類のデータを収集・分析して、各社がソーシャルメディアを効果的に利用できているかを数値化し、日々、ランキングを発表している。それが「ザ・ロンドン 2012・ソーシャルスコアボード」だ。7月13日時点で1位は消費財大手の米P&Gである。

 P&Gは五輪開催100日前から、「Thank you, Mom」と題した、同社の歴史で過去最大規模のキャンペーンを各メディアで展開。ユーチューブで公開した企業CMの再生回数は2600万回を超え、フェイスブックの特設ページでは母に送るメッセージや写真、動画を利用者が投稿できるようにしている。特設ページでは米国だけで67万人近いファンを集めるなど、フェイスブックの活用で工夫を凝らし注目を集めた。

「大竹剛のロンドン万華鏡」のバックナンバー

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「「ソーシャル五輪」が熱い 企業はSNS活用を競う」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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