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サムスンがiPhone上でGalaxyへの乗り換えキャンペーンへ

コカ・コーラなどの大手ブランドがモバイル広告を重視

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2012年7月26日(木)

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 数週間後、米アップルのiPhoneの画面に韓国サムスンの広告が登場する。サムスンはアップルにとって最大の競合相手の一つ。大ヒットした「Galaxy」シリーズを製造している。広告では、アップル製デバイスを下取りに出してサムスンに乗り換えれば最大300ドルのキャッシュバックがあると謳う予定だ。

 サムスンのこの戦略は、モバイル広告ブームの到来を感じさせる兆しの一つにすぎない。今までモバイル広告は周りが期待するほどには成長してこなかった。その原因として、モバイル端末の画面サイズが小さいことが挙げられる。ユーザーにとって見やすい広告づくりが難しいのだ。調査会社のEマーケターによると、米国のユーザーは、メディアを利用するトータル時間の10%をスマートフォンに割いている。にもかかわらず、メディアがスマートフォン から得ている広告費は全体のわずか1%だという。

 だがこの図式が変わりつつある。多くのハイテク企業(大手ソーシャル・ネットワーキング・サービス=SNS=などを含む)が大手ブランド――ターゲット、アメリカン・エキスプレス、コカ・コーラなど――の獲得に向けてモバイル広告商品の開発を進めているからだ。米バンクオブアメリカ・メリルリンチは、モバイル広告の市場規模は、2015年には183億ドルに跳ね上がると予想している(2011年には36億ドルだった)。

 広告費は多くの企業に不可欠なものだ。とりわけ米フェイスブックにとっては重要な存在だ。同社は5月、急成長しているモバイル広告事業の効果が「立証されたものではない」と述べ、投資家をあわてさせた。同社がモバイル広告事業を立ち上げたのは去る2月のことだ。それでも米JPモルガン・チェースは、フェイスブックの収益が2014年までに倍増し、86億8000万ドルに達すると予測する。それにはモバイル広告も貢献するという。

 サムスンの米国部門は第1四半期に、モバイル機器向けのマーケティング費用と広告費を大幅に増やし、予算全体の10%に引き上げた。サムスンはフェイスブックの他に、米グーグル傘下のアドモブなどのモバイルネットワークで広告枠を購入している。サムスンモバイルUSAでマーケティング・ディレクターを務めるコリーン・ミクダフ氏によると、モバイル機器向けの広告費はデスクトップ・コンピュータ向けの約7分の1にすぎない。だが、正しく活用すれば2倍の効果をもたらすという。同氏はこう続ける。「モバイル機器の画面はデスクトップに比べて解像度がかなり低いため、広告するブランドのウリを明確に伝えることは難しい。モバイル機器専用に広告を作成する必要がある」。

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