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目立つ中国人美容部員のレベルアップ

第7回 資生堂のオリンピックで金メダルを独占

2012年8月30日(木)

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 日本企業によるグローバル展開が加速する中、これからの「世界の市場」として注目を集めている中国および中国人の存在感が増している。化粧品大手の資生堂も例外ではない。中国における2012年度の売上高は1000億円の大台を見込んでおり、既に総売上高の1割強に達している。

 店頭で顧客への化粧品のコンサルティングに携わる「美容部員(BC)」は、資生堂において販売の中核を担う役割だが、展開する89カ国・地域の中でも中国人美容部員のレベルアップが進んでいるという。今年7月下旬に開催された第3回「グローバルBCコンテスト世界大会」では、日本から選抜された16人と海外からの16人、計32人の美容部員がメーキャップ技術やスキンケア技術、応対力を競い合ったが、中国人美容部員の活躍が目立った。4年に1度開催される同大会は資生堂社内では「オリンピック」と呼ばれており、入社3年程度のカテゴリーA(16人)、概ね3年以上のカテゴリーB(16人)ともに、金メダルに相当する最優秀賞は中国人美容部員が受賞した。

 中国には、日本以外で唯一美容部員を教育するための研修センターがある。市場が急速に成長するなか、優秀な日本人美容部員を送り込んで美容部員の育成に力を入れてきたことが、ここにきて実ってきたという。世界で2万2000人の美容部員を束ねる資生堂執行役員ビューティークリエーション担当の関根近子・美容統括部長に、グローバルBCコンテスト世界大会開催の狙いと手応え、グローバル人材の育成について話を聞いた。

グローバルBCコンテスト世界大会を開催した狙いと手応えを聞かせてください。

関根:狙いの1つは、世界にいる美容部員(BC)のモチベーション向上にあります。さらに、末川久幸社長が打ち出している「カスタマーファースト」、つまりお客様を第一に考えてお客様からナンバーワンの評価をいただくことを、世界にいる美容部員に徹底させることがもう1つの狙いです。世界大会を1つのきっかけにして美容部員一人ひとりが互いに自己研鑽してもらうわけです。

資生堂執行役員の関根近子・美容統括部長
写真:陶山 勉

 日本以外の海外売り上げが全体の40%を超えるなど、資生堂のグローバル化の進展は量的に大きく進んでいます。同時に、今回の世界大会を通じて、質的な面でも成果が表れてきていると感じました。

 具体的には、海外にいる美容部員のレベル向上という成果です。今回で3回目となる世界大会ですが、前回までは日本と海外とを分けて開催していました。今回、資生堂創立140周年という節目に当たり、日本と海外を一緒にしました。当初は、日本人美容部員だけが賞を独占したらどうしようかと心配しましたが、杞憂に終わりました。

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「目立つ中国人美容部員のレベルアップ」の著者

多田和市

多田和市(ただ・わいち)

日経ビッグデータ

日経ビジネス記者・副編集長、日経情報ストラテジー編集長、日経ビジネス編集委員、日経BPビジョナリー経営研究所上席研究員などを経て、2014年1月から日経ビッグデータ記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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