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中国iPhone工場の憂鬱

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2012年11月7日(水)

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 経済観察報 記者 劉金松/周麗麗

米アップル製品を受託生産する工場が、相次ぐ労務トラブルに揺れている。単調な長時間作業と半軍隊式の経営で、若い従業員に強いストレスが鬱積。従業員心理に対する経営陣の理解不足も、問題頻発に拍車をかけている。

 国慶節(中国の建国記念日)の連休中、河南省鄭州(チョンチョウ)市の工場で発生した「数千人規模のストライキ」は世界中の注目を集めた。そこはEMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の富士康科技(フォックスコン)の工場であり、米アップルのスマートフォン「iPhone5」の主力生産拠点だったからだ。

 富士康は台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の中国生産子会社で、iPhoneをはじめ多数のアップル製品の製造を受託。かつては広東省深圳(シェンツェ)市の巨大工場で集中生産していたが、受注急増と労働力不足に対処するため、2年前から河南省、四川省、山西省など中国の内陸部に矢継ぎ早に進出した。ところが、内陸の新工場では爆発事故や従業員の暴動などトラブルが相次いでおり、富士康とアップルを悩ませている。

今年3月、富士康科技の鄭州工場を視察したアップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)(写真:ロイター/アフロ)

職場のストレスを暴力で発散

 鄭州工場でのスト発生をすっぱ抜いたのは、米国の労働者支援団体チャイナ・レーバー・ウオッチ(CLW)だった。10月5日、CLWは「富士康の鄭州工場で、従業員3000~4000人が過度に厳しい品質管理に抗議するストライキに入った」と速報。これに対し、富士康は「大規模なストは発生していない」と否定する声明を出し、「品質管理部門の約200人が勤務を一時的にサボタージュしたが、生産は停止していない」と説明した。

 実際には何が起きたのか。本紙(経済観察報)記者は、ストに参加した品質管理部門の複数の従業員に取材。彼らの話を通じて、トラブル頻発の背景にある深刻な問題が浮かび上がってきた。

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