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中国の年金財政、懸念が再燃

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2013年1月31日(木)

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「新世紀」記者 藍方

中国の基礎年金で2兆元(約29兆円)もの「空帳(資金の流用)」が明らかになった。単年度の収支も、大がかりな財政支援を受けてようやく黒字を保っている状況だ。賦課方式から積み立て方式への移行も叫ばれるが、その財源確保には大改革が必要だ。

 中国の年金財政に対する懸念が再燃している。きっかけは中国社会科学院*1が2012年12月に発行した「中国養老金発展報告」と題するリポートだ。

*1=国務院に直属する中国政府のシンクタンク。政策形成にも一定の影響力を持つ

 同報告書が、都市部の基本養老保険(基礎年金)*2において約2兆元(約29兆円)もの「空帳(資金の流用)」があると指摘したのだ。空帳とは、個人名義で積み立てられているはずの年金資金が、高齢者への支給などを優先するために使われてしまい、帳簿上、巨額の資金が失われていることを指す。

*2=中国では戸籍が「都市戸籍」と「農村戸籍」に分かれており、年金制度も分かれている

 中国の基礎年金の仕組みをおさらいしておこう。現行制度は、(1)企業が従業員の給与の20%を保険料として拠出し、1つの基金にプールする「賦課方式」と、(2)保険加入者の賃金の8%を個人口座に積み立て、その保険料は将来、すべてその加入者に支払われる「積み立て方式」の2つが併存している。

中国では急速な高齢化に伴い、年金給付の大幅な増加が見込まれている
(写真:Imaginechina/アフロ)

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