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日本の外食チェーンが韓国で次々と店舗数拡大

大企業の進出規制が裏目に?

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2013年5月31日(金)

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 中小企業を守るため、韓国の政府機関は、韓国の大手外食チェーンが店舗数を拡大するのを規制している。こうした中、日本の外食チェーンの韓国進出が目覚ましい。かつら、CoCo壱番屋、かっぱ寿司、スシロー、モスバーガー、東京ハヤシライス倶楽部。

 これまで日本の外食チェーンは韓国市場で浮き沈みを繰り返してきた。撤退した会社もある。ところが2013年2月以降、今までとは違い攻撃的に店舗数を拡大し始めている。寿司、うどん、とんかつだけでなく、ビビンバやチゲなどの韓国食もメニューに追加し、積極的に市場を切り開いている。

 その背景には、政府機関「同伴成長委員会」の存在がある。同伴成長委員会は飲食業を中小企業の適合業種とみなし、大手企業と一部の中堅企業――年間売上高が200億ウォン(約18億円)以上、かつ常時雇用従業員数200人以上――に対して新規出店をしないよう2月に勧告した。自営業者が経営する小さな食堂を守るための対策である。大手企業は飲食業から手を引き、事業縮小を進めている。

 韓国に進出する日本の外食チェーンはこの勧告の対象にならない。日本にある本社は大手でも、韓国法人は規模が小さく、年間売上高が200億ウォンに満たないからだ。韓国の外食産業界は、中小企業を守るつもりが、日本の外食チェーンに市場を取られてしまうのではないかと懸念している。

 それは現実となった。韓国市場で韓国企業が逆差別されている間に、日本の外食チェーンは市場シェアを伸ばし始めた。

「ほっともっと」は200店体制を目指す

 居酒屋を除いて、韓国に進出した日本の外食チェーンは20ブランドほどある。とんかつ専門店「かつら」が2000年、とんかつ専門店「さぼてん」が2001年、カレー専門店「CoCo壱番屋」が2008年に韓国に進出した、その他はほとんどが2010年以降韓国にやってきた。

 韓国でもっとも古くからある日本外食チェーン「かつら」は40店舗ある。今後も持続的に店舗数を拡大するという。現在、韓国内で17店舗を運営している「CoCo壱番屋」は2015年までに50店舗に増やすという。

 「スシロー」は、高級料理だった寿司の値段を下げて韓国でも成功したブランドだ。現在韓国内に5店舗ある売り場を2018年までに80店舗にすると発表した。日本の資本と優れた物流を基盤に、安くておいしい寿司を韓国で提供することで市場シェアを伸ばすという。

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