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韓国と中国の技術差はたったの1年

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2014年7月29日(火)

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 韓国の中国専門家10人に中国の産業競争力について聞いた。韓国の産業競争力を100点とした時、中国のそれは86.7点だった。10年前まで、中国の競争力は68点ほどだったが、今では韓国と中国の技術力の差はほとんどなくなった。

 産業研究院のチョ・チョル国際協力室長は、「一部の産業においては既に、中国の技術力が韓国を上回っている。それでも全産業で見ると、中国の競争力は10年前で韓国の7割ほど。現在は8割5分と分析した」と話す。

 中国の競争力は急速に向上している。世界の貿易輸出高に占める中国のシェアは12.1%で、韓国の3.1%の4倍に及ぶ。2000年当時は中国が3.9%、韓国が2.7%でたった1.2%しか差がなかった。中国が2.7%から12.1%へと急成長する間、韓国は0.4ポイントしか成長できなかった。

 輸出シェア世界1位の品目も中国の方が断然多い。2012年時点で中国が1495品目あるのに対して、韓国は64品目しかない。中国は2007年の1210品目から1495品目に増やしたが、韓国は73品目から64品目に減少してしまった。

 もちろん、量的比較だけで中国の産業競争力を評価するのは難しい。ほとんどの専門家は、今のところはまだ中国より韓国の競争力の方が上だと評価する。質を見ると、中国の産業競争力には限界があり、独自の技術も足りない。中国は核心となる素材と部品のほとんどを輸入している。中国は完全に韓国に追いついているわけではない。

 しかし産業技術評価監理院の「産業技術水準調査」でも韓国と中国の技術差は縮まっていた。2013年の調査では、最高の技術を持っている国は米国で、米国を100点とした場合、韓国は83.9点、中国は71.4点だった。韓国と中国の差は12.5点あった。しかし、現在はこの差がかなり縮まった。産業技術評価監理院は、韓国と中国の産業技術力の格差は1.1年分しかないと分析した。

中国はITなど新分野の技術力向上に注力

 現代経済研究院によると、石油化学、鉄鋼、鉄鋼製品(鉄鋼加工品)、機械、IT(情報技術)、自動車、造船、精密機器の8品目の韓中競争力を比較したところ、鉄鋼、鉄鋼製品、機械は中国の方が優位だった。この3つの品目では、韓中の技術力の格差がますます広がっている。中国の価格競争力は高く、製造能力も卓越しており、世界市場に占めるシェアが伸びている。

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