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米国の「ブラックフライデー」に沸く韓国消費者

韓国で買うとなぜ高い?

2014年11月26日(水)

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 11月4週目の金曜日はブラックフライデーといって、米国ではショッピングセンターが一斉に大幅値下げセールを行う。米国の小売店や色々なブランドがブラックフライデー向けの目玉商品を発表している。ブラックフライデーの日は店の前に長蛇の列ができる。店がオープンすると同時に大勢の人が目当ての商品に向かって走り出す場面が日本のニュース番組にもよく登場する。

 先日の木曜日は感謝祭。連休になることが多く、米国人はこの日に1年で最も多くの買い物をする。韓国メディアによると、米国の小売店の年間売上高の20%がこの1日に集中するという。赤字だった店がこの日を境に黒字になることが多いことから、ブラックフライデーという名前がついた。

 今年は11月28日がブラックフライデーに当たる。アップルの新機種iPhone6やサムスン電子の大型テレビなど、発売されて間もない機種も30~80%引きで売られるらしい。

韓国でよりも安く買える!

 欲しかったものをブラックフライデーに安く買おうと、買い物リストを作ったりしてわくわくしながら待っているのは米国人だけではない。韓国の消費者もブラックフライデーを待ち遠しく思っている。

 韓国のネット掲示板には既に10月から、ブラックフライデーの買い物を楽しむための数千件を超えるヒントが書き込まれている。セール期間中に韓国からネットで注文する方法、韓国税関での手続き方法、米国のどのサイトで何が安く買えるかの情報、去年のブラックフライデーに何をどれだけ安く買ったのか、などなどだ。

 米国のイベントなのになぜ韓国でここまでブラックフライデーが話題になるのか。それは世界中から注文を受け付け、海外配送もしてくれるショッピングサイトが増えているからだ。

 加えて、無料翻訳サイトの精度が良くなったことから、英語が全く読めない人でも商品説明を理解して注文できるようになった。また、海外配送を行っていない米国のショッピングサイトでの買い物を代行してくれる業者もたくさん登場している。代行業者の米国内の住所を入力して買い物すれば、代行業者が韓国まで商品を送ってくれる。

 韓国メディアも連日「ブラックフライデーに米国ショッピングサイトで買い物する方法」を解説し、去年のブラックフライデーで安く買い物をした人の経験談を紹介している。「韓国で買うと15万円以上する55インチテレビが関税と配送料込みでも8万円しなかった」「ブランド品の衣類は韓国の3分の1以下の値段で買えてサイズも豊富だった」という具合だ。

 韓国のショッピングサイト「Gマーケット」が11月初めに自社会員2489人を対象にアンケート調査を行ったところ、71%が「ブラックフライデーのセール期間中、米国のショッピングサイトで買い物をする計画がある」と答えた。このうち74%は今年初めてブラックフライデーに買い物をすると答えた。

 ブラックフライデーに買う予定の商品は衣類・雑貨31%、家電19%、化粧品15%、生活用品12%、幼児・子供用品8%、健康食品7%、その他8%だった。ブラックフライデーに米国のショッピングサイトで買い物をする理由については、75%が「国際運送料や関税を払っても韓国で買うより安いから」と答えた。17%は「韓国では売っていないブランドやデザインの品物が多い」ことを理由に挙げている。

 米国のショッピングサイトを利用する際の心配事については、30%が「配送期間と配送状態(配送途中で壊れたりしないか)」、27%が「海外からの注文なので返品・交換が難しいこと」、19%が「(値段が安いので)偽物かもしれないという不安」、18%が「配送費用や関税の負担」と答えた。

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「米国の「ブラックフライデー」に沸く韓国消費者」の著者

趙 章恩

趙 章恩(ちょう・ちゃんうん)

ITジャーナリスト

研究者、ジャーナリスト。小学校~高校まで東京で育つ。ソウルの梨花女子大学卒業。東京大学学際情報学府博士課程に在学。日経新聞「ネット時評」、日経パソコン「Korea on the web」などを連載。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官