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本当の敵は誰? エボラとの戦い(5)

「敵」に勝つために必要なこと

2014年12月26日(金)

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ではどうすればいいの?

「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」

 中国春秋時代に書かれた、最古にして最強の兵法書「孫子」の一節である。

「見えざる敵」との戦いに勝つための要(かなめ)は情報。

「彼」を徹底的に研究し、データを基に敵の強さ・弱さを知ると同時に、「己」の防御・攻撃能力、さらに身体、精神・心理、社会・経済面での弱点も把握しておかねばならない。

 最初の流行から約40年を経過し、エボラの正体はかなり見えてきた。さらに今回の流行では、桁違いの患者・死者が発生し、欧米にも飛び火したため、多くの調査・分析がなされ、「彼」の姿がより鮮明に浮かび上がってきた。

 感染症との戦いにヒトが挑む場合、必要な情報はどんな病原体であってもほぼ同じである。

  • どんな病原体が、どのような伝播経路で、何を媒介して、どのような人に感染しやすいのか。
  • 潜伏期間はどのくらいで、どのような症状・徴候が、どのように発現・経過するのか。
  • 体内ではどのように病原体が増殖・拡散して、どんな組織・器官を侵していくのか。
  • 感染者が他の人々に感染させる期間はどのくらいで、一人の感染者が何人に感染させ、感染者数が倍増するのにどのくらいの時間がかかるのか。
  • 致死率はどのくらいで、何が原因で死亡し、どのような人が死亡しやすいのか。

 既に多くの報道がなされ、情報も以下のようなサイトで容易に入手できるので詳細は割愛する。

厚生労働省:エボラ出血熱に関するQ&A

国立感染症研究所:エボラ出血熱とは

「終わりなき戦い」のバックナンバー

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「本当の敵は誰? エボラとの戦い(5)」の著者

國井 修

國井 修(くにい・おさむ)

「グローバルファンド」戦略・投資・効果局長

国際緊急援助NGO副代表として、ソマリア、カンボジアなどの緊急医療援助に従事。国立国際医療センター、外務省、UNICEFニューヨーク本部、同ミャンマー事務所、同ソマリア支援センターなどを経て現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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