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春節は租友=恋人レンタル花盛り

親の「逼婚」攻撃に一人っ子たちが対抗

2015年2月25日(水)

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 2015年2月19日は「春節」つまり旧正月だ。中国などいくつかのアジアの国ではこの春節が一年で最も重要な祝祭の日。今年の春節は東京で過ごしたのだが、東京にいても、中国の春節が体感できるほど、都内は祝祭ムードが漂っていた。ようするに中国人旅行者が大挙してやって来て、銀座やら新宿やら渋谷で幸せそうに買い物をしているのだ。春節時に銀座四丁目から五丁目を歩いたのだが、ショッピング目的の中国人観光客を乗せた大型バスが何台も路肩に停車し、歩道は中国からの家族づれであふれていた。道ですれ違う人はみな中国語を話しており、あ、日本人がいる、と思うと、中国人客を取材中のメディア関係者だった。

親から逃げる若者たちが日本へ

 そんな目をらんらんと輝かせて量販店に突進するような中国人ファミリー旅行者とは、ちょっと一線を画した様子で、おっとりと観光している若い中国人カップルの旅行者も結構いた。あるカップルとちょっと話をする機会があったのだが、二人は恋人同士で、旅行の目的は買い物ではなく「親から逃げて来たのよ」。上海で会社員として働いているのだが、春節に帰郷したくなくて、日本旅行に来たのだという。

 そうか、春節というのは、若者たちにとって「逼婚」「催婚」の季節、つまり、親から結婚はしないのか、孫の顔がそろそろ見たい、とせっつかれる季節でもあるのだった。この悩ましい季節から逃れるために、いっそ海外旅行、というのが若者の春節旅行熱の裏事情らしい。彼氏がいるのだから、親に紹介すればいいと思うのだが、「結婚までは考えていない」人もいるし、親に相手を値踏みされるのが嫌、という人もいる。恋人がいるけれど親に紹介したくない人たちは、旅行に逃げるという手もあるが、恋人のいない人たちは、この親たちの「逼婚」から逃れるために、「租友(レンタル彼氏・彼女)」に頼ることもあるそうだ。

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「春節は租友=恋人レンタル花盛り」の著者

福島 香織

福島 香織(ふくしま・かおり)

ジャーナリスト

大阪大学文学部卒業後産経新聞に入社。上海・復旦大学で語学留学を経て2001年に香港、2002~08年に北京で産経新聞特派員として取材活動に従事。2009年に産経新聞を退社後フリーに。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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