

いつまでも若く健康な脳でいるためには、何はともあれきちんとした生活を送ることが大切です。なかでも食事と睡眠は脳に大きく影響します。でも現代の生活では、この“きちんと食べて、きちんと眠る”というのが、なかなか難しいのが現状です。
睡眠では早寝早起きが基本です。食事については、1日3食をなるべく規則正しく食べること。食事の内容は魚や野菜を中心とする和食に、適量のお肉を加えた献立が理想的です。ただし和食はどうしても味つけが濃くなりがちなので、できれば塩やお砂糖を控えめにして、うす味にして召し上がってください。脳にお肉が必要なのは、脳の老化予防や健康維持に不可欠な、アラキドン酸という成分がたっぷり含まれているからでしたね。
古賀良彦氏(杏林大学教授/医学博士)
1971年慶應義塾大学医学部卒業後、同大学医学部精神神経科学教室入室。76年杏林大学医学部精神神経科学教室に転じ、90年に同大学助教授、95年に教授、01年主任教授となり現在に至る。日本臨床神経生理学会理事、日本薬物脳波学会副理事長、日本催眠学会会長他多数の学会役員、評議員を兼ねる。精神保健指定医、日本ブレインヘルス協会理事長。
