![]() ![]() 「我々が日本企業に対してお話ししているのは、キャッシュフローの増大、すなわち企業価値の最大化のため、第一にグローバルベースのタックス・プランニングによる税金の極小化を、第二に厳しさを増す世界各国の税務調査で追徴を受けるリスクを避けるタックス・リスクマネジメントを行うべきだということ。これらを実行していくためには、いずれをも企業のトップが理解し、直接関与していく必要があります」(EYTAX パートナー・田川利一氏) 現在のグローバルなビジネスでは、企業価値はキャッシュフローをベースに算定されるのが趨勢になっている。高い企業価値が認められれば、長期的な戦略を持つ企業として評価され、資金調達や事業展開の追い風になる。一方、移転価格税制に関して追徴を受けた結果、数百億円という巨額の利益が一瞬にして無に帰した例もある。企業の活動がボーダーレス化し、移転価格での追徴などによる二重課税といった税務リスクが増大している今、そのリスクを低減し、適正な税務処理を行っていくことは、企業の根幹にかかわる重要戦略事項といえる。 ![]() 「日本の企業は、恒常的に税金を払い過ぎてきたと思います。もちろん企業ごとの考え方がありますから、それを一概に批判することはできません。しかし、長期的なタックス・プランニングを行うことにより30%で済む税金を50%も払っているとしたら、20%という手取りの差は決して小さくはないはずです」(田川氏) 従来の日本企業に、税金を事業活動の結果として生じるコストとしてとらえる傾向があったことは否めない。そのため田川氏自身、「もう少し早いタイミングで事業を検討する場に加わることができれば、かなりの税金をセーブできたはず」と感じた経験も数多いという。 「欧米の企業では、CFOやタックス・ディレクターが投資での意思決定に大きな権限を持っており、例えば投資をしようという場合には、彼らがグローバルに税務上のリスクを評価してから、ゴーサインが出されます。日本企業でも、子会社も含めたグループ全体で発生するタックス上のリスクを、グローバルに、かつ一元的に把握し、そのリスクに最適な人材を任用して対応していくことが非常に重要になっているのではないでしょうか」(田川氏) 複数の国にまたがる商取引にかかわるタックス・プランニングやタックス・リスクマネジメントをサポートし、税務問題の処理から税務当局との対応、税務戦略の立案と実行に至るすべてのプロセスを強力にサポートしてきたEYTAXにとっては、日本企業の海外での活動エリアをほぼ網羅する140カ国、約700の拠点に広がる情報網の存在が大きな強みになっている。このネットワークを駆使することで、EYTAXは日本企業のグローバルな活動にかかる税務案件について日本から一元的にマネージするアプローチにより、プロアクティブな税務サービスを提供している。 ![]() ![]() 「TALは、クライアントに対して提供しているすべてのサービスを把握してコントロールするとともに、よりよいコミュニケーションを通して、顧客企業が持つ潜在的なリスクを発見し、最適な対策を施します。各税務分野の専門家によるチームをコーディネートしたり、クライアントの必要に応じて企業にとってのコストパフォーマンスを考えながらベネフィットの最大化を図る、いわば企業の税全問題に関するホームドクターのような存在になりたいと思っています」(田川氏) 質の高い人材による質の高いサービスによって、クライアントに満足を提供する「ピープル・ファースト」を掲げるEYTAXは、まさにその核となる人材を育て、顧客企業とともに成長していく戦略を進めようとしている。世界のビジネスで活躍する企業の理解と信頼を得て、グローバルな視点で国際税務をサポートする頼れる存在として、企業が満足できるサービスを提供する準備は着実に整いつつある。
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