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投資判断のベースとなるのは情報だ。投資のプロは人と同じ情報を手に入れても、独自の視点で人と違う結果を生み出す。松井証券マーケティング部の土信田雅之氏は、毎週テレビ番組で確度の高い相場分析を行っている。 「でも、相場の動きを読むのに私が使っているのは、松井証券の利用者が普通に使える情報ツールだけ。世の中の動きは、新聞を読めばわかります。それだけでもプロ並みの予想ができるんです」 プロは、素人にない情報ソースを使っているから優位性があって当然と思いがちだが、土信田氏は否定する。「ニュースや数字そのものよりも、その背景にある本質を捉えようと意識しています。情報量が多すぎても振り回されてしまう」と。土信田氏の情報収集・分析は、松井証券の投資ツール「ネットストック・ハイスピード」と会員画面がメインだ。「とくに為替ニュースは、海外のニュースが24時間更新されるので、株にも役立つ」と土信田氏。 とはいえ、プロと素人に違いがあるとすれば、情報収集に費やせる時間だろう。ビジネスマンが3000社以上の上場企業を逐一分析して、優良銘柄をピックアップするのは難しい。 「確かにそうですが、ビジネスマンこそ投資に目を向けてほしい。株価には世の中の動きが集約されていますから、日経平均を見ていると社会の動きがわかりますし、『ビジネス力の強化』と『将来設計』の二つを両立できるのが投資ですから」 そう話す土信田氏が、ビジネス力を高める投資の第一歩として、まず薦めるのは、日経平均株価に連動するETF(上場投信)だ。 「ETFは株と同じように、株式市場で取引される投資信託です。リアルタイムに売買できることや、運用コストの面で、通常のオープン型投信よりも優れています。なかでも日経平均に連動するETFが、ビジネスマンにはいいのでは。日経平均ならニュースで日々耳にするでしょうし、海外でも日本の代表的な株価指数として利用されています」 |

松井証券ならば1日の約定代金合計10万円以下の手数料が無料だ(※1)。少額の取引なら手数料がかからないのは大きな魅力。 「GDPなどの発表を受けて、今後の成長率を予測したり、企業の財務諸表の数字から、収益体質を分析してみたり、無理をせず、何かテーマを絞って、ニュースや数字に接するとよいと思います。そうやって、分析を重ねているうちに、為替が円安に動けば『輸出企業の業績にプラスなので、株価の好材料になるはず』といった論理的な思考法も身につくでしょう」 誰だって毎朝、新聞には目を通すだろうが、中東のテロや米国の選挙といったニュースは遠い世界の出来事に感じられるのでは。だが、遠いと思っていたニュースも、論理的にたどっていくと、実は身近な影響もある。投資を通じて論理的思考法が養えるのもメリットだ。 「もっと積極的に売買しようと思えば、先物を活用してもいいでしょう。松井証券では10月27日までは日経225miniの手数料が無料。日経225miniなどの先物は値動きもダイナミックで、投資の醍醐味が味わえますよ。私たちにとって自分が働くのがビジネスで、お金に働いてもらうのが投資。でも、投資はお金に働いてもらうことであると同時に、自分を高めることでもあるんです」 |
土信田 雅之氏 プロフィール |
1974年生まれ。大手証券などを経て現職。マーケット情報番組『株式ワイド オープニングベル』(テレビ東京系列)に出演し、わかりやすい分析・解説に定評がある。中国古代文明の謎の解明を目指す考古学者を志す大学生だったが、「少ない情報から推測するのは考古学も金融も同じ」と志望を転換する。 |
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