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| ――サノフィ・アベンティスの日本法人として船出したのは今年1月。まず目標からお聞かせください。 |
| 常にグローバル企業として野心的なビジョンを掲げてきた
サノフィ・アベンティスのスタンスは、日本においても変わりません。良き企業市民として日本に貢献することを通して、2009年までに売り上げ規模を2倍にすることを目指しています。サノフィ・アベンティスには強力なパイプライン(新薬候補)に代表される、グローバルなリソースと長年培ったノウハウがあります。それらの強みを最大限に生かして目標を達成し、結果として、日本市場に根ざした、日本の企業として成長していきたいと考えています。すなわち、「Work for Japan」のモットーのもと、循環器疾患、血栓症、がん、代謝性疾患、中枢神経系疾患、内科系疾患の主要治療領域において、高品質の医薬品と確かな情報を提供することにより、日本の医療と患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)に貢献することを目指します。また、グループの主要治療領域の一つであるワクチンに関しては、サノフィパスツール株式会社がその役割を担っています。 |
| ――今後の日本への新薬の導入について教えてください。 |
| 本年5月に、すでに世界の多くの国々で使用されている抗血小板剤の発売を開始しました。日本では現在、2分20秒に1人が脳梗塞を発症していると言われます。また再発によるリスクは、発症していない人の9倍に達します。このような医療の現状から、再発予防に対して、より有効で安全な薬剤が望まれていました。当社は、今後もこうした革新的な医薬品をスピーデ
ィーに導入する一方、主要治療領域である、糖尿病・アレルギー・がん・循環器疾患の既存製品についてもさらに認知度を高める努力を続けていきます。 |
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サノフィ・アベンティスのグローバル体制 |
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1700人の社員が営業活動に従事
グローバルでの新製品同時開発にも参加 |
| ――営業体制についてお教えいただけますか。 |
| 中長期の展望に立って、あらゆる治療領域で高い専門性を保ちながら、きめ細かい情報収集・提供に対応できる体制を確立しました。治療領域を2つに分け、がん・血栓症・循環器疾患領域を担当するSC(スペシャルティ・ケア)営業本部と、糖尿病・アレルギーを含むそれ以外の領域を担当するGC(ジェネラル・ケア)営業本部を設置し、この新体制のもと現在約
1700人のスタッフが営業活動に従事しています。
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| ――グローバルのパイプラインをいかに迅速に日本に取り入れる
かも、一つの課題ではないでしょうか。 |
| 当社はグローバルの開発ユニットを通じて、フランス本社が
リードする世界戦略製品の開発体制に参加し、初期の開発段階にある新薬を世界と同時に開発しています。このように開発初期から新薬の臨床試験に参画することは、より迅速で効率的な製品の開発・導入を行う上で大きな利点となるでしょう。日本では現在30以上の開発プロジェクトが進行しています。 |
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サノフィ・アベンティスの豊富でバランスのとれたパイプライン |
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会社を“La Maison(家)”と位置付け
健康・安全・環境(HSE)にも積極的に取り組む |
| ――社員のモチベーションを高めることも重要ですね。 |
| 「人財」は最も重要です。私たちは会社を「家」、フランス語で「La Maison(ラ・メゾン)」と呼んでいます。このサノフィ・アベンティスという「ラ・メゾン」で、みんなで一緒に成長し、より大きなラ・メゾンを構築していくという気持ちが重要であり、互いによりよい関係を築き合おうと考えています。具体的な取り組みとして、「La Maisonプロジェクト」をスタートさせました。目的は仕事とプライベートな生活のバランスを踏まえ、少しでも快適に働ける環境を作ることです。例えば仕事と育児を両立するためのプロジェクト、ボランティア支援プロジェクトなど、いくつもの活動を進めています。人材育成のためには、若手から幹部クラスまでを対象に様々なポジションやプロジェクトを体験してもらう研修プログラムなどを実施しています。すべては社員一人ひとりが長期的な視野でビジョンを描き、成長していける企業、そして彼らとともに成長できる企業でありたいと思えばこそです。 |
| ――先頃、日本経団連に加盟され、日本に根ざした企業として環境問題にも熱心に取り組まれていますね。 |
| 健康・安全・環境(HSE)に配慮した会社の運営は、当社がグローバルに取り組んでいるテーマです。生産・研究・営業拠点をそれらの観点からレベルアップさせるために、特にPASS(Plan
Action Sante Securite)という活動計画を実行しています。その象徴的な存在といえるのが当社の川越工場です。環境マネジメントシステムの構築、リスクアセスメントの実施、フロンガス使用中止に向けた投資、重油から天然ガスへの切り替えなどを進め、グループ内で最高の評価を受けています。さらに当社では現在、営業車による自動車事故を撲滅するための「Clean、Slow、Safe(CSS)」キャンペーンを行っているほか、今年4月から順次約1400台の営業車をハイブリッド車に切り替えています。健康に深く関わる企業としての社会的責任をしっかり果たしていきたいですね。 |
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