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「Work for Japan」で社員が誇れる製薬企業へ 国や地域の違いに対応して着実に根付く
グローバルに展開する製薬企業サノフィ・アベンティス。日本では、サノフィ・サンテラボとアベンティス ファーマが法的統合を完了し、2006年1月サノフィ・アベンティス株式会社として事業を開始。「Work for Japan」をモットーに、日本の患者さんのため、ひいては日本の社会のために働くことを明確に打ち出した。それから2年半、この企業姿勢はしっかりと根付き、業績も2005年度比で売上高の倍増達成が見えてきた。日本での成長戦略などを、本年5月に就任した新社長パトリック・ショカ氏に聞いた。
sanofi aventis
サノフィ・アベンティス株式会社 代表取締役社長 パトリック・ショカ氏 「第一に、その国のために仕事をすることそれがサノフィ・アベンティスの企業姿勢です」
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―ヨーロッパだけでなく、多くの国々でリーディング・カンパニーとなっています。

2007年度のグローバルでの売上高は280億5200万ユーロ、研究開発費は45億ユーロを超えています。 特にラテンアメリカやアジア、中東などにおいては2ケタ成長を遂げていますが、日本もその中に含まれ、グローバルに対する当社のプレゼンスはますます高まっています。 こうした成長を支えているのは、新薬開発における豊富なパイプラインといえます。循環器疾患、血栓症、中枢神経系疾患、がん、代謝性疾患、内科系疾患、ワクチンの7つを主要治療領域とし、グローバルでは、開発段階の113品目の化合物・ワクチンのうち、2010年末までに約30品目の承認申請を予定しています。

40周年を迎えた川越事業所

―今年で設立40周年を迎える川越事業所はどのような位置付けですか。

川越事業所は、開発研究所や、日本で唯一の生産拠点である川越工場、物流センターなどの機能を有しています。ここではワクチン以外の6領域において、日本市場向けの製品の開発および生産を行っています。その意味で「すべては日本の患者さんのために。世界の医薬品を、これからも川越から」と謳っているのです。その川越事業所が40周年を迎えることは当社にとって特別な意味を持っているのです。各々の国において、サノフィ・アベンティスは「その国のために仕事をする」ということを第一に考えています。日本では、まず日本の患者さんや医療、社会のために働く、すなわち「WorkforJapan」です。これは、国や地域によって患者さんや医療のニーズ、さらには治療方法も異なることを尊重し、対応した考えでもあります。

設立40周年を迎えた川越事業所は、工場、研究所を備えた日本の拠点

―2005年時点で09年までに売上規模2倍(ダブル・ザ・サイズ)の目標を掲げられました。

目標は2009年春までには達成できるでしょう。 成長要因の一つとしてあげられるのは日本で急増している糖尿病。当社は同領域において、経口血糖降下剤とインスリン製剤を提供する国内唯一の製薬企業です。現在、日本において経口血糖降下剤を服用中の患者さんの3人に1人に処方されている製品や、世界で600万人の患者さんが使用し、最も多く処方されているインスリン製剤など、これらの提供を通じて、日本の糖尿病患者さんのQOL向上に貢献しています。

―今後のさらなる成長のためには人財への投資が不可欠ですね。

長期的に成長を続けていくには、人財は非常に重要なテーマです。当社では、会社を「La Maison(ラ・メゾン)」と呼んでいます。フランス語で「家」を意味する言葉ですが、この4月には約80人の新入社員が私たちの「ラ・メゾン」に加わりました。 また、社員の能力を高め、成長し続ける環境づくりが、生産性の向上を実現するとの考えに基づき、「La Maisonプロジェクト」を展開。社員の仕事とプライベートの生活のバランスを重視しています。その成果の一つとして、昨年、厚生労働省から子育て支援企業としての認定を受けました。さらにラ・メゾンの考え方を社内にとどめておかず、社会への貢献に生かせるように従業員のボランティア活動への参画支援にも力を注いでいます。

これからはバランスが重要

―長期的な成長を目指す企業として、環境にも配慮した「持続可能な発展」を打ち出しています。

HSE

人々の生命(いのち)に携わる企業として、健康(Health)・安全(Safety)・環境(Environment)は最優先課題の一つです。当社は「HSEマネジメントシステム」と名付けた管理・運営システムを構築し、各分野の改善活動を継続的に行っています。例えば環境面では、地球温暖化対策として、営業車をすでに2006年より順次ハイブリッド車に切り替えています。

―就任後の感想と貴社の今後についてお聞かせください。

2ケタ成長が続き、さらなる発展を目指す時期に、日本で仕事ができることを大変うれしく幸運に思っています。そして、今後は「バランス」が重要だと考えています。患者さんと医療関係者の方々のニーズ、そして社員のワーク・ライフ・バランスを意識して「バランスのとれた成長」を目指していきたいと思います。

サノフィ・アベンティス株式会社
〒163-1488 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー
TEL.03-6301-3000 URL.http://www.sanofi-aventis.co.jp/ 
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