PROLOGUE

有訓無訓

上原 勇七[印傳屋会長・十三代当主]

2018年6月15日(金)

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カギは「情報」 消費者の変化に応えてこそ時代を超える事業が可能に

(写真=鈴木 愛子)

 山梨に本拠を置く弊社の歴史は1582年に遡ります。「なぜこんなに長く続いているのか」とよく尋ねられますが、時代に応じた工夫を凝らしてきたからだと考えています。戦国時代、美しい装飾を施された鹿革は戦国武将の鎧や兜を彩りました。乱世が過ぎ、江戸時代になると、当時の当主が鹿革に漆で模様をつける独自の甲州印伝の技法を考案。小物を入れる巾着や莨(たばこ)入れなど、日用の品を作るようになりました。現在はこの技法を発展させ、バッグや財布、名刺入れを製造しています。

 時代に合わせた経営を可能にした鍵は「情報」です。私は父の急逝により、22歳で社長を継ぎました。突然のことで心構えもできていなかったのですが、就任後、代々の教えに反する大きな決断をしました。一子相伝で受け継いできた印伝の技術を公開しようと決めたのです。

日経ビジネス2018年6月18日号 1ページより

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