企業

企業研究

強さの原点を再構築

日本マクドナルドHD|外食チェーン

2017年8月25日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

「チキン事件」を契機に客離れが進み、米本社も株式売却を計画するほど、急速に業績が悪化した。だが、悪評を見返すほど急速に業績が回復しつつある。“ママ目線”で安心安全を徹底した成果だという。復活に向けて周到に準備した戦略とは、マクドナルドが本来持つ強さの原点を再構築することだった。

V字回復を果たしつつある
●日本マクドナルドホールディングスの連結業績の推移
2017年1~6月期は1店舗当たりの売上高が上半期としては01年の上場以来、最高となった。店舗には家族連れが目立つようになり、従業員の表情にも明るさが戻りつつある(写真=堀 勝志古)

 名古屋市にあるマクドナルド一社店。8月4日に実施された子供向け職業体験イベント「マックアドベンチャー」に参加した4歳の女の子が、自分で作ったハンバーガーを勢いよくほおばった。その姿を見守る母親の吉田真由美さんの表情にも笑みが浮かぶ。「ナゲット問題以降、安全性に疑問を持ちマックに来るのを避けていた。でも、もう大丈夫かな」──。

 2014年7月、「チキンマックナゲット」を製造していた中国工場が使用期限切れ鶏肉を使用していたことが発覚。それ以降、日本マクドナルドホールディングス(HD)は不振のどん底にあった。翌15年1月には異物混入事件で客離れが加速。同月の既存店売上高は前年比38.6%減、その後も20%台のマイナスが続き、15年12月期は約349億円の最終赤字に転落する。

日経ビジネス2017年8月28日号 60~65ページより

この記事は
日経ビジネスDigital(雑誌デジタル版)」の有料記事です。
ログインすることで全文をお読みいただけます

日経ビジネスDigital
無料体験(7日間)に申し込む
無料ポイントで読む

すべての有料記事が7日間読み放題

日経ビジネスオンライン会員(無料)
の方は、月10本までお読みいただけます。

申し込み初月無料。月初がお得!

「企業研究」のバックナンバー

一覧

「強さの原点を再構築」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスDigitalトップページへ