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編集長インタビュー

この会社に骨をうずめる

新浪剛史氏[サントリーホールディングス社長]

2018年3月23日(金)

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ローソン会長からサントリーに転じて3年半。買収した米ビーム社との統合作業などグローバル経営で力を発揮してきた。日本有数のオーナー企業で「プロ経営者」として闘う覚悟を語った。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=北山 宏一)
PROFILE
[にいなみ・たけし]1959年生まれ。81年慶応義塾大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。米ハーバード大学経営大学院でMBA(経営学修士)を取得。2002年にローソンの社長に就任し、新規事業の立ち上げなどで業績を改善。サントリーホールディングス顧問を経て、14年10月から現職。内閣府経済財政諮問会議の議員なども務める。神奈川県出身。

 問 2017年6月に酒税法が改正され価格が上がったこともあり、お酒の需要はあまり盛り上がっていないといわれます。足元の事業環境はどうですか。

 答 昨年、手ごたえを感じたのは、面白い商品を出すと反応してくれるということです。マクロ的に考えると、人口が減って、胃袋は縮みます。でもマクロ状況にだまされてはいけない。リニューアルしたビールの『ザ・プレミアム・モルツ』は飲食店における1人当たり消費杯数が増えています。『ジムビームハイボール』も驚くくらい売れました。やっぱりメーカーが商品開発をサボってはいけませんね。

 そのためには開発と人に対する投資が必要です。今年はもっと人にお金を使います。デジタルエコノミーが出てきていて、こうした変化を面白いと思う人材に投資をします。いま米国のビームサントリー社に約30人を出して、トレーニングを受けたり、スタッフとして働いたりしています。彼らが異なる価値観を持って帰ってきて、面白い商品を作ってくれるだろうと期待しています。

日経ビジネス2018年3月26日号 100~103ページより

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