PEOPLE

編集長インタビュー

今は政治と連携する時

榊原定征氏[経団連会長]

2018年5月25日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

かつて「財界総理」とも呼ばれた経団連会長。その影響力の低下が叫ばれて久しい。だが、それは違うと、主張する。政治と連携しながらデフレ脱却に貢献したとの自負がのぞく。4年の任期を終える今、振り返る、日本再興の道程。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=尾関 裕士)
PROFILE
[さかきばら・さだゆき]1943年生まれ。67年に名古屋大学大学院工学研究科を修了し、東洋レーヨン(現東レ)に入社。73年に炭素繊維の研究室に配属され、「世界中に黒い航空機を飛ばそう」を合言葉に炭素繊維を成長事業に育てた。2002年に社長、10年に会長。07年から11年まで経団連副会長を務める。14年6月から現職。5月末に任期を終える。

日本は嵐の中の船だ。船長が総理なら、私は機関長。
一体となって進まなければ、沈没する。

 問 経団連会長に就任されてから4年。5月末に任期を終えます。この4年を、振り返ってみていかがですか。

 答 就任した4年前というのは、政治も経済も、国民も一体となって、いわゆるオールジャパンで日本再興を果たさなきゃいけないという時期でした。日本経済は、円高や高い法人税、自由貿易協定の遅れなどのいわゆる『6重苦』にさいなまれていましたからね。

 GDP(国内総生産)は、2014年までの20年の間に米国は2.4倍、韓国は5倍、中国に至っては16倍拡大している中、日本は全く伸びないどころか、むしろ減っていた。国の財政破綻の問題や少子高齢化、地方の活性化など、国家レベルの課題にも直面していて、若い人がなかなか将来に希望が持てない。まさに、八方塞がりの状況で指名されたわけです。

日経ビジネス2018年5月28日号 68~71ページより

この記事は
日経ビジネスDigital(雑誌デジタル版)」の有料記事です。
ログインすることで全文をお読みいただけます

日経ビジネスDigital
無料体験(7日間)に申し込む
無料ポイントで読む

すべての有料記事が7日間読み放題

日経ビジネスオンライン会員(無料)
の方は、月3本までお読みいただけます。

申し込み初月無料。月初がお得!

「インタビュー」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスDigitalトップページへ