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編集長インタビュー

「酢」を捨てても生き残る

中埜和英氏[ミツカンホールディングス会長]

2018年6月1日(金)

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創業から214年、お酢などの調味料を究めて食品大手に成長した異色の同族企業だ。約2150億円を投じた北米での巨額買収に続き、次の10年を見据えた成長戦略を練る。8代目の創業経営者が江戸から続いた会社を次世代につなぐための極意を語る。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=北山 宏一)
PROFILE
[なかの・かずひで]1950年生まれ。73年慶応義塾大学商学部卒業後、中埜酢店(現ミツカングループ本社)入社。86年専務、95年副社長。2002年社長。14年より現職。創業家出身で8代目。歴代の当主は「又左衛門」を襲名してきたが、「社内外に集団経営を強化することを示す」ために、14年に返上した。愛知県出身。

存在感保つため、10年後に売上高1兆円が理想の姿。
海外買収は成長戦略よりも資産と収益の分散が狙い。

 問 1804年の創業で、214年もの歴史を持つ会社です。これだけの歴史がある会社はそう多くはありません。ここまで長く続いた秘訣はなんでしょうか。

 答 代々の経営者が、江戸時代、戦前、戦後と大きく世の中が変化していく中で、会社を新しく、環境に合わせて変えることに常に挑戦してきたからでしょう。現状に甘んじなかった。一方で、守らなきゃいけないことは、守りました。これらのことに徹してきたから続いていると思います。単に現状維持では難しかったでしょう。

 問 たるで売っていた酢を瓶詰めに転換したり、酢造りのために私設水道を引いたりという革新の歴史がありますね。

日経ビジネス2018年6月4日号 62~65ページより

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