PEOPLE

編集長インタビュー

商社の生きざま、問い直す

垣内威彦氏[三菱商事社長]

2018年6月15日(金)

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創業来初の赤字転落から2年。過去最高益をたたき出し、名門立て直しに成功した。事業ポートフォリオの入れ替えを果敢に進め、新事業の種まきにも余念がない。見据えるのは次世代の商社像。「三菱商事とは何か」を問い直す。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=竹井 俊晴)
PROFILE
[かきうち・たけひこ]1955年7月、兵庫県生まれ。79年、京都大学経済学部卒業、三菱商事に入社。88年から5年間、オーストラリアに駐在。飼料畜産部や食糧本部などを経て2004年生活産業グループCEOオフィス、06年同室長。08年農水産本部長、10年執行役員。11年生活産業グループCEOオフィス室長兼農水産本部長、13年常務執行役員・生活産業グループCEO。16年4月1日より現職。

もう一段のイノベーションは、
「三菱商事とは何か」を問い直すことから始まる。

 問 業績が好調です。2018年3月期の連結業績は純利益が前期比27.2%増の5602億円。商社としては初めて5000億円を突破し、中期経営計画も1年前倒しの2年で達成しました。

 答 赤字に転落した15年度が原動力になったのは間違いありません。強い危機感の下、三菱商事内部に蓄積していた色々な矛盾を修正しようという、社員一人ひとりの極めて強い意志が前期の結果につながったと思います。よい意味で、赤字はありがたかったですね。

日経ビジネス2018年6月18日号 72~75ページより

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