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大手社員がベンチャーで修業

ローンディール|企業間の社員レンタル移籍プラットフォームの運営

2018年4月20日(金)

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社員に新規事業の立ち上げを経験させたい大手企業と優秀な人手が欲しいベンチャー企業をマッチング。ベンチャーのスピード感を経験することで、新しい価値創造ができる人材を育成する。

企業の出向制度を活用
副業を認めていない大手企業でも出向の形式で社員をベンチャー企業に移籍。新規事業の立ち上げなどを経験してもらう

 音楽SNS(交流サイト)アプリを運営するnana music(東京・渋谷)で今年の2月から働き始めた大西順子さん。大学時代には軽音サークルに所属していた大西さんは音楽業界にもともと興味があり就職を決めた──、と思いきや、実は彼女の本籍は「チオビタ・ドリンク」でおなじみの大鵬薬品工業(東京・千代田)。

 大西さんはローンディール(東京・世田谷)の「企業間レンタル移籍プラットフォーム」を使い、nana musicに半年間の契約で「移籍」して働いているのだ。ローンディールのレンタル移籍は、大企業の社員がベンチャー企業で一定期間働くのを支援するサービスだ。条件の合う大手とベンチャーをマッチングし、移籍中はローンディールの社員がメンターとなり、働き方をアドバイスするなどサポートに当たる。大鵬薬品の就業規則では副業はNGだが、大西さんはこのサービスを使い、出向という形でnana musicにも所属している。

 安定軌道にある大企業は、社員が失敗を恐れるあまり新規事業が生まれにくいという課題を抱えるところも多く、事業展開にスピード感のあるベンチャー企業で、事業立ち上げなどを社員に経験させたいというニーズがある。一方、ベンチャーには人手が足りないという悩みがある。サービス開始から3年でまだ規模は小さいが、大鵬薬品のほか、関西電力やNTTドコモなどの大手が導入。社員の受け入れを希望するベンチャーの登録は150社を超える。

日経ビジネス2018年4月23日号 68~69ページより

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