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中国LNG爆買い、日本企業に荒波

日本の輸入量に頼る事業モデルは限界

2018年1月10日(水)

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中国など新興国が環境規制を強め、LNG(液化天然ガス)の輸入量を増やしている。これに伴い、新興海運会社の台頭やスポット取引の拡大など、地殻変動が起きている。LNG輸入大国だった日本の地位低下と事業環境の逆風のなかで、日本企業は劣勢を挽回できるか。

北極海を航海する砕氷船。リスクのある事業だが、新市場の開拓に向けては必要性が高まる

 カナダのティーケイ、ギリシャのマランガスやガスログ──。日本の海運会社が圧倒的に強かったLNG(液化天然ガス)船のビジネスで今、新興企業が台頭している。この数年で保有船数を急増させ、ガスログは2016年12月期までの4年間で売上高が約7倍に増え、17年も9月まで2桁の増収率だ。

 「競争の激化で、一般的なLNG船ビジネスの利幅は減少傾向にある」。商船三井の橋本剛取締役はこう話す。LNG船の世界シェアで日本勢は2017年に約16%。5年前比で5ポイントほど下落した。新興企業の攻勢で、存在感が低下し、守勢に回っているのだ。

日経ビジネス2018年1月15日号 17ページより

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