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“傍流”が社長になる「必然」

ソニーがトップ交代を発表

2018年2月7日(水)

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ソニーは平井一夫社長の後任に吉田憲一郎副社長が昇格するトップ人事を発表した。吉田氏は子会社のソネット社長から本体に戻った経緯を持つ、いわば“傍流”の人材だ。社内の保守本流にとらわれない人材起用。その裏には何があるのか。

4月1日付で、ソニーの社長兼CEO職は平井一夫氏(左)から吉田憲一郎氏(右)へと引き継がれる(写真=竹井 俊晴)

 2018年3月期に20年ぶりの営業最高益更新をほぼ確実にする中、2月2日にトップ交代人事を発表したソニー。4月1日付で、平井一夫社長兼CEO(最高経営責任者)が会長となり、後任には吉田憲一郎副社長兼CFO(最高財務責任者)が就く。構造改革を進めてきた本命候補の昇格ではあるが、この人事にこそ、現代の経営トップに求められる「あるべき姿」が映し出されている。

 吉田氏は出井伸之氏の社長室長を務めた後、00年に子会社のソニーコミュニケーションネットワーク(ソネット、現ソニーネットワークコミュニケーションズ)に転じ、05年に株式上場した同社の社長を務めた。ソニー本体でのキャリアは事実上、終わったとみられていたが、13年に平井氏に請われる格好で復帰。以降、財務のプロとして平井氏と二人三脚で改革を指揮してきた。

日経ビジネス2018年2月12日号 14ページより

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