時事深層

INSIDE STORY

“不道徳消費者”のリスクと対策

シェア経済の拡大で顕在化

2018年4月11日(水)

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予約を無断でキャンセルしたり部屋や車を汚したまま放置したりする“不道徳消費者”が目立ってきた。消費者間取引(CtoC)など、インターネットを介した顔の見えない取引の拡大が背景にある。リスク回避の対策も模索され始めたが、特定の個人を取引から“排除”する仕組みには慎重さも必要だ。

※三井住友トラストクラブとポケットメニューが、日本フードサービス協会のデータなどに基づいて推計したもの
(写真=kazukiatuko/PIXTA)

 「まさか壊れているとは」──。3月下旬、カーシェアを利用した都内の20代会社員は、予約した車に乗り込んだ際、エンジンがかからず絶句した。サービス事業者に連絡し、指示に従って操作したものの結局は使えず、ほかの駐車場にある車を利用することになった。「前の利用者が不具合を連絡してくれていればよかったのに」と憤る。

 「ゴミが残ったままだった」「車内が汚い。だらしない人が使ったのかな」……。SNS(交流サイト)上には、カーシェア利用者のこんな苦情が数多く投稿されている。カーシェアの車は、あるユーザーの利用後に別のユーザーがそのまま使う。利用後に必ず返却されて事業者が確認、清掃してから次のユーザーに引き渡されるレンタカーとは異なり、車内を汚したままの“不道徳”なユーザーの影響をほかのユーザーが直接受ける。

日経ビジネス2018年4月16日号 8~9ページより

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