時事深層

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携帯に冷めたソフトバンク孫氏

米子会社スプリントの主導権手放す


  • 2018年5月16日(水)

ソフトバンクグループが、米携帯子会社スプリントとTモバイルUSの合併に合意した。携帯世界一を目指してスプリントを買収したが、シェアは米大手最下位に転落。経営の主導権を手放すことに。背景には、投資事業に軸足を移す孫正義社長の携帯事業への“熱量”低下もある。

 「過去2回の合併交渉は破談に終わったが、3度目の正直で合意した」

 5月9日、2018年3月期の決算会見。ソフトバンクグループの孫正義社長は胸を張った。4月30日に子会社で米携帯電話4位のスプリントと同3位でドイツテレコム傘下のTモバイルUSが合併で合意したと発表していたのを受けたコメントだ。米連邦通信委員会(FCC)や米司法省といった規制当局から今後認可を得た上で、19年前半にも合併の手続きを完了させたい考えだ。

2006年3月17日、ボーダフォン買収に関する記者会見に臨む孫氏(写真=ロイター/アフロ)

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