時事深層

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EVの電池革新でトヨタに挑戦

自動車産業の秩序を壊す新星、英ダイソン

2017年10月4日(水)

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独創的な掃除機やドライヤーで知られる英ダイソンがEV(電気自動車)に参入することを表明した。切り札は現在のEVで主流のリチウムイオン電池の弱点を克服する画期的な「全固体電池」。同電池の開発ではトヨタ自動車が先行するが、ダークホースの登場が業界を揺るがしている。

EVへの参入を決めたダイソン創業者兼チーフエンジニアのジェームズ・ダイソン氏(写真=東洋経済/アフロ)

 「家電ベンチャーのダイソンがEVへの参入を決めたのには驚いた。とりわけ(同社がEVに搭載する予定の)『全固体電池』に強い関心を持っており、実現できるなら本当にすごいことだ」。こう話すのは日本のある自動車メーカーの経営トップだ。

 2020年までにEVを発売する──。9月末、ユニークな技術を搭載した掃除機やドライヤーなどで知られる英ダイソンが大胆な計画を明らかにした。同社の16年12月期の売上高25億ポンド(約3750億円)に迫る20億ポンドを投資。自動車業界の出身者を含む400人以上の専門チームを結成して、すでに開発を進めている。

日経ビジネス2017年10月9日号 10~11ページより

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「EVの電池革新でトヨタに挑戦」の著者

山崎 良兵

山崎 良兵(やまざき・りょうへい)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部などを経て、2017年1月から日経ビジネス副編集長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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