時事深層

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大手出資加速も「バブル」の様相

ベンチャー“祭り”の落とし穴

2017年11月15日(水)

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ファミリーマートと日本航空(JAL)が、「流れ星」を人工的に作り出すプロジェクトへの参加を発表した。新規事業の創出に向け、革新的なアイデアを持つベンチャーに近づく大手企業。だが、製品開発の遅れや事業シナジーの不透明な事例も相次ぎ、専門家からは「バブル」との指摘も上がっている。

全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」(上)は注目度が高いが、製品改良のため発売を来年度に延期。宇宙ベンチャーALEの計画はファミリーマートなどが支援する(下) (写真=上:竹井 俊晴)

 11月7日、ファミリーマートの沢田貴司社長は少し興奮気味だった。宇宙VB(ベンチャー企業)のALE(東京・港)が企画した「世界初の人工衛星による人工流れ星プロジェクト」への参加発表会。「人工的に星を降らせることは夢がある。単なる投資ではなく新しいチャレンジを応援したい」。沢田社長はこうエールを送った。

 確かに夢のようなプロジェクトだ。ALEが開発するのは、人工衛星から直径約1cmの金属の球を発射し、落下に伴う熱で流星のように光らせる技術。球を発射する向きや速度、タイミングを遠隔制御し、狙った場所の半径100kmの範囲で流星を観測できるようにする。2019年の初夏に広島県の瀬戸内海で実証実験を計画している。

日経ビジネス2017年11月20日号 10~11ページより

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