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保湿薬騒動に透ける皆保険の限界

美容目的で欲しがる患者、断れない医師

2017年11月15日(水)

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美容目的なのに、医師に処方せんを書いてもらって、割安に保湿薬を手にする“患者”が増えている。逼迫する医療保険財政から無駄に支払われた金額は年間90億円を超える。このままでは国民一人ひとりが安心して良質な医療を受けられるようにする皆保険制度が持たない。

ヘパリン類似物質0.3%を含む医療用医薬品(左)と大衆薬(右)の例(写真=スタジオキャスパー)

 「ヒルドイドを使ってみたいのですが……」。皮膚科診療所で医師にこう頼んでみると、医師は慣れた様子で処方せんを書いてくれた──。

 こんな経験を持つ人たちが増えている。ヒルドイドとはアトピー性皮膚炎や高齢者の皮膚乾燥症、しもやけなどの治療に使う塗り薬の名称。有効成分は「ヘパリン類似物質」で、医師の処方せんが必要な医療用医薬品だ。

日経ビジネス2017年11月20日号 14ページより

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