時事深層

INDUSTRY

多角化ビジネスに死角

ビックカメラやファミマが新型店

2017年12月6日(水)

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家電量販店やドラッグストア、コンビニなどが、新たな事業分野に相次ぎ乗り出している。店舗の飽和感が強まり、既存の市場では成長が難しくなってきたため、新型店や新サービスを展開する。ただ「隣の芝生は青い」とみて進出した先も、競合がひしめき合う「レッドオーシャン」である可能性がある。

原宿・竹下通りにオープンした「ビックカメラセレクト」。化粧品や日用品を取りそろえる

 11月28日の午前9時半。普段は若者でにぎわう原宿・竹下通りに、スーツ姿の男性が続々と現れる。10時を過ぎる頃にはその数は20人を超えた。ビックカメラの関係者らが、同社の新業態店「ビックカメラセレクト」1号店のオープンに駆け付けたのだ。経営幹部が時間をかけて店内を視察する様子からは、同社にとってこの小型店がいかに重要かがうかがえる。

 売り場面積は約330平方メートルで一般的なコンビニエンスストアの2倍強のイメージ。都市部の巨艦店を主力とするビックカメラにとっては異例の店舗だ。家電も置くが、化粧品や日用品、医薬品を多くそろえており、若い女性と訪日外国人を取り込む狙いだ。

日経ビジネス2017年12月11日号 12~13ページより

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