特集 失敗の法則

PART 3

発注者が生む悲劇

動かぬ基幹システム

2017年11月10日(金)

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情報システムの領域でも大規模な失敗が頻発している。悲劇を生む分かれ目は何か。発注者がシステムを理解しないまま、見切り発車でプロジェクトを始めることに原因がある。

(写真=アフロ)

 「責任の所在が不明で、プロジェクトの目的や品質確認方法を定めた計画書すら存在しない。現場が混乱して、開発に失敗するのは当たり前だ」。経緯をよく知る関係者は、こうつぶやいた。

 2016年4月にスタートした電力小売り全面自由化。その司令塔である電力広域的運営推進機関(広域機関)が、深刻なトラブルに見舞われている。品質の低さからシステム障害が頻発。1年半前に稼働するはずだった一部の機能は、今年10月末時点でも使えていない。

日経ビジネス2017年11月13日号 38~41ページより

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