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世界鳥瞰

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中国のドローン中心軍事戦略

中国は、大量のドローンを編隊として統合運用する軍事技術「スウォーム」の開発に力を入れている。何千機ものドローンで囲まれれば、米空母も対抗する能力を持たない。ただし、実用化はまだ先の話だ。中国企業は世界の商用ドローン市場をリードしている。この点において、中国は優位に立っていると言える。

(イラスト=Ian Bott)

 中国の名も知れぬ山の中で、模型より少し大きい飛行機が、小さなプロペラをブンブンと回しながら1機、また1機と太いゴムバンドを使った射出機から飛び立っていく。上空はすぐに、編隊飛行する玩具のようなドローンでいっぱいになった。

 この不思議な光景は、ある軍事革命を象徴しているのかもしれない。これは、中国国有の先端技術企業、中国電子科技集団(CETC)が今年6月11日に実施した「スウォーム(群れ)」技術のデモの様子だ。119機のドローンが一斉に飛行した。

 同社によると、この数は米国が持っていた従来の記録を抜くもので、世界最大のスウォームだったという。

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日経ビジネス2017年9月4日号 90~93ページより