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青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

青島 健太

1958年新潟県新潟市生まれ。埼玉県立春日部高校から慶応義塾大学、東芝を経て、1985年ヤクルトスワローズに入団。5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。2005年、社会人野球「セガサミー野球部」の監督に就任。07年、千葉市長杯争奪野球大会で初優勝後、退任。現在は、スポーツライター、TBSラジオの野球解説のほか、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授。新潟市が運営する新潟サポーターズ倶楽部の会長も務めている。近著に『メダリストの言葉はなぜ心に響くのか?』(フォレスト2545 新書)がある。

◇主な著書
“オヤジ目線”の社会学』(日経BP) 2010
長嶋的、野村的』(PHP新書) 2011
メダリストの言葉はなぜ心に響くのか?』(フォレスト2545新書) 2012

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

青島健太「スポーツ社会学」

3連覇に挑む稀勢の里、不調でも感じさせる品格

2017年5月20日(土)

 火曜日の朝に、スマートでエスプリの利いたコラムを読んだ。アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領がメジャーリーグで始球式を務めた時のエピソードだ。

 

 ブッシュ大統領がヤンキースタジアムで始球式を行ったのは、2001年10月。あの同時多発テロ(9月11日)が起こった翌月のことだ。

米大統領は世間に畏怖の念と羞恥心を持っていた?

 コラムは、その時のブッシュ大統領とヤンキースのスター選手、デレク・ジーター内野手とのやり取りを紹介している。「防弾チョッキを着ていて投げにくいので、ピッチャーズプレートより前から投げたい…」と言うブッシュ大統領にジーターが助言する。

 「ブーイングされますよ」

 すると大統領は、こんな状況の中で始球式をする私に、それでもブーイングするのかと怪訝(けげん)な表情を浮かべたそうだ。

 そこでジーターが言う。
「それがニューヨークなんです」

 果たしてブッシュ大統領は、本番では正規のプレートから投げてストライクを奪ったそうだ。

 アメリカの大統領が世間の視線に対して、畏怖の念と羞恥心を持っていた頃の、遠い昔話である…とコラムは結ぶ。(16日の読売新聞「編集手帳」)

 アメリカの大統領には畏怖の念と羞恥心が欠けている…かどうかについてはここでの言及を避けるが、コラムの主張は厳しくありながらも、その物言いは品格の中にある。

 語り過ぎては…
 辛辣過ぎては…
 詳細過ぎては…

 品位を失いすべてが台無しになることがある。

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