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中山 祐次郎(なかやま・ゆうじろう)

外科医

中山 祐次郎

1980年生まれ。聖光学院高等学校を卒業後、2浪を経て、鹿児島大学医学部医学科を卒業。その後、都立駒込病院外科初期・後期研修医を修了。2017年2~3月は福島県広野町の高野病院院長、現在は郡山市の総合南東北病院で外科医長として勤務。資格は消化器外科専門医、外科専門医、がん治療認定医、感染管理医師など。モットーは「いつ死んでも後悔するように生きる」。Yahoo!ニュース個人連載では2015年12月、2016年8月に月間Most Valuable Article賞を受賞。

◇主な著書
幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと~若き外科医が見つめた『いのち』の現場三百六十五日~』(幻冬舎) 2016

◇関連リンク
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※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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 皆様、はじめまして。私は外科医の中山祐次郎と申します。今回から日経ビジネスオンラインで連載を始めさせていただきます。執筆陣の中で医師は私だけだそうですので、私にしかできないような医師の本音を書いていきたいと思っています。これまではYahoo!ニュースをメインに記事をほぼ毎週書いていましたが、こちらでも書かせていただく機会を頂戴いたしました。若造ではございますが、よろしくお願いいたします。

一介の外科医、日々是絶筆

北朝鮮ミサイル襲来、生きるためにすべきこと

2017年5月29日(月)

 2017年4月に福島県郡山市に引っ越してからはや1カ月半。前回記事「徹夜明けの外科医に手術されるの、嫌ですか?」では、外科医の過酷な労働条件について書きました。私としてはごく普通の外科医の生活を書いただけでしたが、かなりの反響をいただき嬉しく思っております。

 実は数年に1人のペースで医師が過労死しているのに、そのことはそれほどニュースにはならず、体制は何も変わっていません。前回の記事を実名・顔付きで書くことは大変勇気の要ることでしたけれど、いただいた厳しくも優しいコメントを何度も何度も読み返して励みにしております(深夜の病院で、ですが……笑)。ありがとうございました。

研究会議の一コマ。なぜか寝ぐせが立ちやすいのは父譲りです

 医師の働き方について、日経BP社の出している医師向けの雑誌「日経メディカル」2017年5月号には、こんな特集が掲載されていて私は驚きました(下の写真)。まあ、医師向けの雑誌だけでこの話をしても、世間にはなかなか伝わりにくいのですが。

医局に置いてあった、日経メディカルの表紙。医師なら誰でも手に取りたくなるタイトル

 さらに、最近では、医師の間でも名門病院として知られる聖路加国際病院が労働基準監督署の立ち入り調査を受け、勤務医の長時間労働があったとして10億円を超える割増賃金の支払いを課せられました。その結果、土曜日の外来診療を減らさざるを得なくなりました(記事)。

 聖路加国際病院では、私の友人医師もたくさん働いています。その彼らから私は病院の内情を聞いていました。確かに医師たちは激しい長時間労働をしていますが、私が聞き及んでいたのは、「『最速での成長』を求めた優秀な者たちが集まり切磋琢磨をしている」ということ。聖路加は、高い技術や知識を得られるならば長時間労働をいとわない猛者が研修先として応募する病院なのです。そういう医学生は毎年殺到していますし、私も医学生の時分に病院を見学したことがあります。

 世の中には、働きたくて長時間働いている人もいるという事実があるのです。かつての私もそうでした。そういう病院だということを知らずに労働時間だけで判断すると、ことの本質を見誤ってしまいますね。

日本にミサイルが着弾する可能性は?

 さて、今回の本題に入ります。

 今月14日に北朝鮮がミサイルの試験発射に成功しました。ミサイルは高度2000kmを超える高さまで飛び、日本海に落ちました。世界からのプレッシャーにも動じず、ミサイル発射を続ける北朝鮮。彼らの持つミサイルの射程範囲に、東京を含む日本はすっぽりと入っています。

「北朝鮮がミサイルを上げた」というニュースが連日、流れる(写真:AP/アフロ)

 さらには21日、再び北朝鮮はミサイルを発射しました。22日付の日本経済新聞は「北朝鮮『北極星2ミサイル量産、配備を』」と題した記事で、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が「『今すぐ量産して人民軍の戦略軍に配備しなければならない』と指示した」と報じました。

 日本にミサイルは来るのでしょうか。その可能性はどの程度か分かりませんが、着実に日々、高まっていっているように私には思えます。

 そこで、本記事では「もし日本にミサイルが着弾したら、我々はどうすべきか」ということをかなり真剣に考えてみたいと思います。その主眼は「生存」です。ミサイルが来ても、我々は生きねばなりません。なお本稿を書くにあたり、私は複数の防衛関係者、救急医療の専門家などを取材しました。

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