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青木 恵美(あおき・えみ)

ITライター/コラムニスト

青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。日経パソコン誌など雑誌媒体にも執筆。
Web媒体はITpro、日経ビジネスオンライン、Biz Clipなどに連載を持つ。特に、ITpro「青木恵美の信州ITラプソディ」は、2008年より連載中の人気コラム。2013年より日本経済新聞にて日経電子版活用のための連載(現「ディスカバー!電子版」)を執筆中(夕刊/隔週木曜)。趣味は料理、写真、モバイル、モータースポーツ観戦、洋楽アーティストのライブ鑑賞など。Google+、Instagram、Twitterなどにも時折出没。

◇主な著書
見直すだけで安くなる、スマホおトク術』(技術評論社) 2014

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

スマホ利用のイチ押しクラウド仕事術

スマホがスキャナーに! 撮影文書を美しく整形

2017年2月21日(火)

 筆者はA4、B5サイズの一般的な書類のデータは、ドキュメントスキャナーを使ってパソコンに取り込んでいる。取り込んだ文書はスキャナー付属のソフトが自動的にPDF化し、常用のクラウドサービスにアップロードできる。いつでもどこでもスマートフォンなどから書類を見ることができるし、簡単に仕事仲間や友人などにも共有できる。

 ところが困るのは、サイズが大きかったり、厚かったりなどで、うまくスキャンできない場合や、伝票や帳票などサイズがまちまちでスキャンが煩雑な場合などだ。雑誌記事内の表や図版などに書かれた情報、ホワイトボードや看板、パッケージ裏の説明、領収書類など…。また、訪問先の会社での打合せの際に参照した本や資料(持ち帰りができないもの)など、出先でスキャンして保存しておきたいこともある。

あらゆるものに書かれた情報を、スマホのカメラでデジタル化

 そんなときに出会ったのが、スマートフォンのカメラをスキャナーにする「CamScanner」というアプリだ。数年前、入手して使ってみたら「目からウロコ」だった。

 スマホのカメラで撮影するのと比べて何が違うのか? このアプリでは、撮影した写真内のゆがんだ対象物を自動で切り抜き、形を補正する。明るさやコントラストも調整し、ドキュメントスキャナーで取り込んだような書類に整えてくれるのだ。まさに魔法のよう…。

 こうして電子化した情報は、ドキュメントスキャナーでスキャンした書類と同様にクラウドに置いて一元管理でき、ホクホクな筆者である。いちいち紙を探し回らずともクラウドから情報が得られるので心も軽く、仕事の効率も上がった。

CamScanner

ホームページ:https://www.camscanner.com/

提供:INTSIG Information

価格:無料/有料

サービス、アプリの入手先:
Android版
iOS版

 CamScannerのようなアプリは「ドキュメントカメラ」と呼ばれ、最近ではEvernoteやOneNoteなどにも付属するが、CamScannerのほうが画像の補正精度や使い勝手に優れる。スキャンした画像にはテキストメモを添えたり、OCR機能で画像上の文字を認識して埋め込む機能もある。ドキュメント画像はファイル名、タグ、メモだけでなく、このOCR認識文字からも検索できるので、仕事用にスキャンした大量のドキュメントから使いたいものをすぐに探せる。

 ドキュメントには、線や矢印、文字などを手書きで書き込めるので、注釈や校正、指示出しなども思いのまま。JPEG形式での保存だけでなく、複数ドキュメントを一つのPDFファイルにまとめて保存できるので、扱いがラクだ。

 ドキュメントは、アプリからURLを発行して仕事仲間と共有したり、メール送信、Dropbox、OneDrive、Googleドライブなど他のクラウドサービスへのアップロードも簡単に行える。

CamScannerのイチオシ・ポイント

・いつでもどこでもスマホのカメラがスキャナー代わりになる。

・スキャンした画像をきれいに補正したり、画像調整も簡単にできる。

・複数のスキャン画像をひとつのPDF文書にまとめられる。

・蓄積したドキュメントをスマホやパソコンなどあらゆる端末で閲覧し、Dropboxなどの常用クラウドサービスに簡単にアップロードできる。

・OCR機能でスキャン画像上の文字を認識して埋め込み、その文字から画像を検索できる。使いたい書類がすぐに探せる。

・蓄積したドキュメントを仕事仲間と共有できる。

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