• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

上田 準二

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

お悩み相談~上田準二の“元気”のレシピ

「自分は欠陥人間」なんて悩むな。運が逃げる

2017年10月18日(水)

ユニー・ファミリーマートHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、30歳の女性から。入社8年目、旦那の転勤や産休・育児でキャリアを一時中断し復職したものの、昇進などの機会が遅れ、「自分は欠陥人間」と悩んでいます。そんな相談者に上田さんが、「そんな悩みは一切不要」と喝を入れます。

悩み: 育児休暇を経て復職したものの、主任になったり海外赴任したりする同期がキラキラして見え、専門性の低い仕事をしている自分はこのままでいいのか、不安になります。育児も中途半端でつい、モノに八つ当たりしてしまうこともあり、「どうせ自分は欠陥人間」とつぶやき、1歳8カ月の息子に激しく泣かれてしまいました。

 重工メーカーの総合職として働いています。入社8年目で同期が主任になったり、海外赴任したりする中、私は産休育休を経て復帰したはいいものの、専門性の低い仕事をしており、このままでよいのか不安になります。けれど、どうすればよいのかも分からず、立ちすくんでいる状況です。

 『ライフ・シフト』(リンダ・グラットン著)や『多動力』(堀江貴文著)を読んで、ますます自分はずっと働けるほどスキルがないように感じてしまいました。

 夫は育児に協力的です。主任から課長補佐になり、どんどん裁量権の大きい仕事を任されています。ただ、そういう夫から仕事の話を聞くと、胸がざわざわしますし、落ち込みます。

 自分の同期も、夫と同じようにキラキラして見えます。会社に対して不満はなく、むしろ感謝しています。夫の国内転勤に帯同した後、また復職することもできました。

 ただ、今の自分は会社にぶら下がっているばかりで、会社に貢献できていません。キャリアも足踏み状態です。育児も仕事も中途半端で、モノに八つ当たりをしまうこともあります。昨日も些細なことで怒って自暴自棄になり、1歳8か月の息子の前で「どうせ自分は欠陥人間だ」とつぶやいてしまい、激しく泣かれてしまいました。

 上田さん、どうしたらよいでしょうか。

(30歳 女性 会社員)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

大竹剛(日経ビジネス 編集):今回は入社8年目の30歳、女性会社員からの相談です。1歳8カ月の息子の前で、「どうせ自分は欠陥人間だ」とつぶやいて、それを聞いた息子に激しく泣かれたというのは、さぞかし、ショックだったでしょうね。

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):彼女はやっぱり他人の家の芝生はきれいに見えてしまうタイプなんだね。とにかく他人、他者、他所、そっちの方に気をとらわれている。まず、自分自身の立ち位置、存在はどういうものなのかということを、もういっぺんじっくり考えた方がいい。

大竹:自分は能力がないと思い込んでいます。

上田:何でそんな風に思うんだろうね。会社にとっては、彼女にやってもらっている仕事は必要な仕事なんですよ。必ず誰かにやってもらわなきゃいけない仕事ですよ。キラキラ輝いて見える人も、極端に言えば、与えられた場所で自分の仕事をやっているに過ぎない。そっちの仕事が美しいとか何とかじゃなくて、会社の中における業務というのは、どんな業務においても貴賤はない。

続きを読む

著者記事一覧

もっと見る

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

全体の2~3割の人でも理解し、動き出してくれれば、会社は急速に変わります。

中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長