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上野 直彦(うえの・なおひこ)

スポーツライター

上野 直彦

兵庫県生まれ。ロンドン在住の時にサッカーのプレミアリーグ化に直面しスポーツビジネスの記事を書く。女子サッカーやJリーグを長期取材している。 『Number』『AERA』『ZONE』『VOICE』などで執筆。テレビ・ラジオ番組にも出演。

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※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

インタビュー

本田圭佑がサッカーのルール変更を考えたワケ

2017年2月8日(水)

 本田圭佑選手のビジネスパートナーである神田康範氏へのインタビューも、今回がいよいよ最後。最終回は「経営者 本田圭佑」の本質に迫る。

 また神田氏自身が描く未来、覚悟、秘めた思いも明かしてくれた。二人三脚でヨーロッパを、アジアを、アフリカを奔走する本田圭佑氏と神田康範氏。その情熱はたくさんの渦をつくりつつも、確実に一つの方向へ向かっている。それは「世界一のサッカー組織」の実現。彼らの戦いは多くの仲間を集めながら続いている。(前回から読む

本田圭佑選手の趣味は「ビジネス」

本田選手はトレーニングやビジネスで多忙ですが休息時間は取れているんでしょうか。

神田:しっかりと休めていると思います。睡眠時間はきっちり毎日8時間と決めています。アメリカとのやり取りもあるので朝食を食べる前にTV会議などミーティングをこなしています。そこからチーム練習に参加、その行き帰りの車中でもミーティングをしています。

 時おりメディアなどから本田に対して、サッカー以外に力を入れ過ぎていると言われたことがありますが、では他の選手が何をしているのでしょうか。練習や試合が終わったら、友達と飲みに行ったりゲームで遊んだりしている。本田はその時間に彼の趣味である「ビジネス」をしているだけなんです。他の人がお酒を飲んで気分転換しているのを、彼はビジネスでしているのです。なので本田からビジネスを取ってしまうとストレスがかかってしまう。彼は仕事でストレスを抱えるのではなく、仕事でストレスを発散しているのです。

本田流スケジュール管理術とは

夢だからできるんでしょうね。

神田:そうなんです。好き過ぎるんです、ビジネスが。そして1日を無駄にしないように24時間の過ごし方を自分で管理している。彼はたくさんのプロジェクトを持っていますが、すべて書き出して、今は何に時間を使うのか自分で自分を管理しています。

本田流スケジュール管理術は前の週末に作るんですか。もしくは1年間を通して。

神田:いろんな要素を含めて決めていると思います。定期的に変えるのではなくて、今はここに集中しているので、この案件にどれくらい時間を使うとか時間のマネジメントがとにかくしっかりしています。現在ACミランでは試合に出場出来ずに苦しんでいる部分がありますが、これはビジネスの影響ではありません。

スケジュール管理は手帳や紙に書いてあるのですか。

神田:ホワイトボードに書いてあります。自分の家に書斎があってホワイトボードがあります。自分の十カ条が書いてあるなど、まるで企業の社長さんのデスクみたいですね。

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