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牧野 正幸(まきの・まさゆき)

ワークスアプリケーションズ代表取締役CEO(最高経営責任者)

牧野 正幸

1963年、神戸市生まれ。大手建設会社、ITコンサルタントを経て、1996年にソフトウェアメーカーであるワークスアプリケーションズを設立。趣味はスーツとトライアスロン。 同社は国内の統合基幹業務システム(ERP)パッケージ分野でトップシェア※を誇る。2015年12月には、世界で初めて人工知能型ERP「HUE」をリリースした。 イノベーションの源泉となる優秀な人材の獲得に着目し、世界中の学生が応募するインターンシップを実施するなど、独自の人事施策を展開。「働きがいのある会社」ランキング (Great Place to Work Institute, 2015)ではアジア8カ国900社以上の中から「ベストカンパニー賞」を受賞している。 ※矢野経済研究所調べ

◇主な著書
「働きがい」なんて求めるな。』(日経BP) 2010
君の会社は五年後あるか?』(角川書店) 2010

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

牧野正幸のジャケットを脱がない生き方

今の60歳以下はみんな腑抜けている

2016年6月2日(木)

 ワークスアプリケーションズ代表取締役CEO牧野正幸氏の連載2回目。1回目で「ワーカーになれなければ普通の生活すら送れなくなる」という厳しい現状認識を突きつけた話の続きです。
 よく聞く「最近の若いやつ」というキーワードから始まるものの、牧野氏の認識は一般的ではありません。上司を最も身近な取引先と考えるところから導かれるボスマネジメント論は必読です。あなたも上司コントロールを始めてみませんか?

編集前回は書道教室でのエピソードで終わりましたが、本題は、諦める若者は損をする、というものでした。

牧野氏は、社員4000人を擁するソフトウェアメーカー、ワークスアプリケーションズの創業経営者。現在53歳。趣味はスーツ(写真:菊池一郎)

牧野:そう。まずは諦めないでやり抜いてみてほしい。例えば、せっかく会社に入って間もないのに辞めようと思っている人。大学を卒業して1年や2年で、自分の適性なんて分かるはずがないんだよ。

 能力があるのに諦める人は、ちょっとした躓きに意気消沈して、自分の能力の限界を自分で決めてしまう。本来の限界点よりも低いところにね。でも、自分が無能だと認めることもできない。自己肯定感を持てずに心が壊れてしまうから、当然の行動かもしれないね。その結果、能力の問題ではなく、適性の問題によって結果が出ないという結論にたどり着く。

戦中・戦後の社会に身を置いていると意識が違う

編集:こういっては何ですが、「我慢が大事」と仰っているようにも聞こえます。

牧野:「最近の若いやつは諦めが早い」なんて言われ方をすると、言われたほうはたまったものじゃないだろう。ただ、僕の考える「最近の若いやつ」はちょっと幅が広い。僕の定義では60歳以下を指すんだ。昭和30年以降に生まれた世代すべてが若いやつ。もちろん53歳の僕もそう。皆さんの会社で働いている人はほとんど一緒だよ。共通点は「考え抜かない」ところですな。

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