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荻島 央江(おぎしま・ひさえ)

フリーランスライター

荻島 央江

食品販売会社在職中に映画紹介・評論記事の執筆活動を開始。2002年からフリーランスライターとなり、情報誌や女性誌などで取材・執筆を手掛ける。現在はビジネス誌を中心に活動しており、「日経トップリーダー」や「日経メディカルオンライン」などに執筆。著名経営者へのインタビューや中小企業のルポを得意とする。

◇主な著書
「社長、辞めます! 」 ジャパネットたかた 激闘365日の舞台裏』(日経BP) 2014
なぜか「クセになる」ホテル 東横インの秘密』(日経BP) 2017

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

ベンチャー最前線

部活が楽しい!入部者続々「レモン部」とは

2017年10月4日(水)

 「教育化」という新しい動きが中小企業の中から出ている。教育化というと、学習塾などの教育産業を思い浮かべるかもしれないが、そうではない。「企業が顧客に何かを教える」という意味だ。「企業が顧客に何かを気づかせる」というニュアンスでもある。

 知らなかったことを教えてもらう。気づいていないことを気づかせてもらう。そうした企業の行為に対し、顧客は売買の関係を超えて感謝する。感謝の度合いが高ければ極端な話、金額のことはあまり気にならなくなる。教育化した事業は付加価値が高い。

 今回紹介する「花ひろばオンライン」は、苗木販売店。SNSを活用して「部活動を通して植物の育て方を教える」という関係をつくった。「売り手と買い手」ではなく「顧問と部員」の関係で栽培方法を教えることで売り上げを伸ばしている。

毎年「レモン部」の新入部員を“勧誘”

 「レモン部に入ってくれたみなさんにレモンの苗をお送りします。定期的に観察日記を提出するくらいでルールはありません。レモン部最大の目的は、育てる楽しさを味わうこと。さあ、みんなで一緒にレモンを育てましょう!」

部員である顧客宅へ家庭訪問をする高井社長(右)

 これは、苗木販売店、花ひろばオンライン(三重県桑名市)が2010年から運営する「花ひろば学園レモン部」の募集要項だ。

 毎年3月頃に30人限定で“新入部員”を募集する。今年で8期目。わずか2日程度で締め切りになるほど人気で、これまでに約280人が参加している。

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日本の未来は、男性と同じ程度、女性のリーダーが作っていくものだと確信している。

ビル・エモット 英エコノミスト誌元編集長