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村上 富美(むらかみ・ふみ)

日経ビジネス副編集長

村上 富美

立命館大学法学部卒業。在学中に中国・北京に留学。山梨日日新聞社記者、英国滞在を経て日経BP社に入社。日経ビジネス編集委員を務めた後、米国タイム社と提携したライフスタイル誌リアル・シンプル日本版副編集長。日経ヘルス・プルミエ編集長、エコマム編集長など女性誌の編集を経て、2017年4月から日経ビジネスに副編集長として復帰。最近の趣味は和歌の鑑賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

英語公用化の虚実

厚切りジェイソン「WHY英語を話せない?」

2017年12月5日(火)

 「Why Japanese People!」という決めセリフで知られる芸人の厚切りジェイソン氏。実は米ゼネラル・エレクトリック(GE)などでの勤務経験があり、現在はITベンチャーの経営にも関わるビジネスマンだ。12年前、旭化成のインターンとして日本に1年間滞在、その後、独学で日本語を習得。今も毎日、日本語の勉強を欠かさないというジェイソンさんに、外国語の学び方について聞いた。

(聞き手は村上富美=本誌副編集長)

米国ミシガン州出身。17歳で飛び級でミシガン州立大学に入学。その後、イリノイ大学でコンピューターサイエンスを学ぶ。2005年、旭化成のインターンとして1年間日本に滞在、その後、独学で日本語を習得した。テレビなどで活躍する傍ら、ITベンチャーのテラスカイで米国事業などを担当する。(写真:興村憲彦、スタイリング=松川茜、ヘア・メイク榊美奈子、以下同)

出世のための勉強では英語はできるようにならない

日本では管理職になるにはTOEICで700点以上、といったルールを定めている企業も多く、それを目標に多くのビジネスマンが英語を学んでいます。はたして、そのような勉強をしても、英語を話せるようになるのでしょうか。

厚切りジェイソンさん(以下、ジェイソン):それ、おかしいですよね。出世のために勉強するのですか。勉強のインセンティブにはなっても、最終的に、求めた結果にはならないと思いますよ。

実際に、TOEICの点はよくても話せない人という人も少なくありません。

ジェイソン:それはね、話そうと思っていないんです。

いえ、みんな話せるようになりたいとは思っていると思います。

ジェイソン:そうですか? 話せるようになりたいなら、そうなるように勉強すると思いますよ。決して、勉強をしている人を否定するつもりはないのですが。

話せるようにならないとまずい、と思っている人は間違いなく増えています。海外企業に買収されたり、海外に進出したりする日本企業も多いので。

ジェイソン:全員ができるようになる必要はないと思いますが、英語を話せることでチャンスは広がるでしょうね。勉強すると決めたら、やるしかないでしょう。

1日5分でいい。楽しめば続けられる

必要な人は覚悟を決めて、やればいいと。

ジェイソン:米国でゼネラル・エレクトリック(GE)に勤めていたとき、ロシア人や中国人、インド人と一緒に働いていましたが、何を言っているか分からないレベルの英語の人もいたんです。でも、その人がスキルを持っているから、誰も気にしませんでした。

 だから、英語ができなくても、すごく優秀な人になるか、能力もあって英語も上手になることを目指すか、その人次第ではないですか。

ジェイソンさんも日本語を相当勉強されてこられたのですよね。

ジェイソン:10年間、1日5分でも、毎日欠かさず続けています。

 10年勉強すれば、英語は話せるようになりますよ。自分が10年後、どうなりたいか、考えてみてください。

なるほど。10年間、毎日ですか。強い決意が必要ですね。

ジェイソン:強い決意はいらないよ。歯磨きするのに、決意する?

しません。

ジェイソン:ですよね。楽しく続ければいいんですよ。

 勉強するときに、終わりを決めていませんか。TOEIC何点が目標だから、それが取れたら終わりとか、取れなかったら、悔しいからもうやめるとか。

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