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宇野 隆史(うの・たかし)

楽コーポレーション社長

宇野 隆史

1944年、東京生まれ。早稲田大学を中退し、飲食業の道に入る。78年、楽コーポレーションを設立し、東京・経堂に大皿総菜料理店の草分けとなる居酒屋「くいものや汁べゑ」や「極楽屋」を開く。81年には東京・下北沢に「くいものや楽」を出店。88年には個人経営だった楽コーポレーションを株式会社に改組し、社長に就任。現在は、首都圏に約20店を展開する。

◇主な著書
トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』(日経BP) 2011
笑う店には客来たる 楽しむ人には福が舞う』(日経BP) 2013

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

楽コーポレーション 宇野隆史社長の「若者よ、一国一城の主になれ!」

外国人アルバイトこそ、接客に立とう

2017年3月9日(木)

居酒屋運営の楽コーポレーション(東京・世田谷)を率いる宇野隆史社長。最近は韓国、台湾、スリランカなど海外出身のスタッフが増えてきた。日本語がうまく話せなくても、お客さんを引きつける個性は十分出せる。日本人スタッフより有利な面も多いと話す。

 最近、うちのアルバイトに応募してくる子たちには、日本人だけでなく外国人も多い。韓国、台湾、スリランカなど、色々な国・地域の子たちが応募してくる。周りの店を見ていると、言葉ができない外国人アルバイトの子には皿洗いみたいな接客をしないバックヤードの仕事ばかり任せている店が目に付くけど、オレはそれ、大間違いだと思う。もったいないと思うんだよね。

 だってさ。言葉ができないのは、その子の個性でしょ。だったら、日本人のスタッフと同じように話せなくてもいいわけじゃない。接客なんか、その子の個性が生きる日本語が、ほんの少し分かっていればいい。無理やり接客用の日本語なんか教えちゃだめだと思うんだよね。なんたって、外国人というだけでお客さんは興味を持ってくれたりする。

 接客はさ、「いらっしゃいませ~」ってスリランカの言葉で言って、「これ、スリランカで『いらっしゃいませ』の意味です」というぐらいの内容の話ができれば、お客さんは楽しい。「今日覚えた言葉で~す」って、お客さんにその言葉を披露できれば、それだけでお客さんとのコミュニケーションになる。日本人だったら、「お客さんと何を話していいか分からない」なんて子も多いけど、そんな苦労がないんだよね。

次から次へと独立し、アイデア満載の店を開店するOBたちが、楽コーポレーションの活力源の一つ。上はOBの一人、長尾一寿氏(手前右)が今年1月に仙台市に開店した新店「夜ノ焼魚 ちょーちょむすび」。炭火焼きの魚を看板メニューに、早くも大繁盛店に

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