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藤村 広平(ふじむら・こうへい)

日経ビジネス記者

藤村 広平

早稲田大学国際教養学部卒業、日本経済新聞社に入社。新聞の編集を担当する整理部での勤務、総合商社のインド法人でのインターン研修などを経て、企業報道部で自動車業界を担当。2016年春から日経ビジネス編集部。岩手県出身。趣味はコントラバスの演奏、一眼レフカメラのレンズ集め(Nikon派)、不動産情報サイトの閲覧。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

最近のトピックス

 幼少時からそばアレルギーでした。そばを食べると頭痛がひどいのです。私があまりに嫌がるので、好き嫌いに厳しかった両親も小学校にあがるころから「そばだけは食べなくていい」と許してくれるようになりました。ところが先日、近所のスーパーで、間違ってカップ麺の天そばを買ってきてしまったのです。
 もう夜も遅いし、交換に戻るのも面倒。なにより腹が減ってしょうがない。
 決死の思いで食べた「緑の○○○」でしたが、なんなく完食。頭は痛くなりません。そういえば以前、フランス料理の「ガレット」を、そば粉が入っているとは知らずに食べたときにも問題なかった。そもそもネットで調べると、そばアレルギーの症状に頭痛は含まれていない。
 思い込みほど怖いものはない。日々の取材でも気をつけなくては、と気を引き締めました。

企業研究

床面積9平米でも快適!アパート展開スピリタス

2018年4月4日(水)

 床面積9m²ながら快適に過ごせる賃貸アパートを設計・供給して急成長している。オーナーと入居者の双方に「極小」の利点を訴え、竣工数は設立5年で70を超えた。

(日経ビジネス2018年1月15日号より転載)

「狭いが、不自由はない」
9m²の部屋で生活する桜井さんは「工夫すれば快適」と話す。都心に近い駅から徒歩5分で、新築6万円台という家賃も魅力だ
(写真=吉成 大輔)

 玄関を入って数歩も進めば、すぐ部屋の向こう端にたどりつく。まるで立方体の箱の中に足を踏み入れたかのような、その部屋の広さはわずか9m²。それでもキッチン、トイレ、シャワーがあり、冷蔵庫も、洗濯機も無理なく置くことができる。

 ここは東京・新宿駅から電車で5分ほどの駅から徒歩5分のアパートの一室。部屋の主、桜井央さん(27)は「確かに狭い。でも工夫さえすれば不自由なく、快適に生活できる」と笑顔で話す。

 極めて狭いが、住みやすさも決して犠牲にしない。そんな極小アパート「QUQURI(ククリ)」を東京23区で供給するのがスピリタス(東京・港)だ。

「もう1部屋」に全身全霊

DATA
SPILYTUS(スピリタス)
2012年設立
本社 東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル1F
資本金 6500万円
社長 仲摩恵佑
売上高 31億円
(2017年12月期見込み)
従業員数 31名
事業内容 極小アパートの設計や販売、管理支援
右肩上がりの成長が続く
●スピリタスの売上高推移

 自社で土地を仕入れ、アパート経営で資産形成したい富裕層をオーナーとして募集。建物を設計し、竣工後も管理業務を支援する。設立5年ながら竣工実績はすでに70棟を超え、2017年12月期の売上高は31億円を見込む。

 スピリタスがこれだけのペースで実績を重ねているのは、オーナーにとって極小アパートの魅力が大きいからだ。オーナーがアパート経営で多くのリターンを得ようとするとき、選択肢は2つ。一つは家賃の引き上げ。だが、それでは借り手を見つけにくい。もう一つが、1棟にできるだけ多くの部屋を設け、合計の家賃収入を増やすことだ。

 そのためには設計上のあらゆるムダを排除し、追加の「もう1部屋」をつくる工夫が求められる。スピリタスはこの点に、全身全霊を傾ける。

 例えば、居室の外側の共用廊下は幅が90cm程度と狭い。玄関ドアを開くとほぼふさがれ、通行できなくなる。ただ一人暮らしが多く住人の活動時間もバラバラの都心アパートでは、住人同士がすれ違うことは滅多にない。共用廊下は家賃収入を生まない。そこに使う面積があるのなら、部屋を1つ増やしたほうがいいという考え方だ。

 共用廊下を狭くできるのは、1フロア当たりの床面積の合計を100m²以下に抑えているから。建築基準法や自治体の安全条例は、アパート住戸の1フロア当たり床面積が100m²を超える場合、1.2m以上の廊下幅を確保するよう求めている。そこでどんな土地でも、スピリタスが設計するアパートは基本的に1フロア当たり100m²以下。仕入れた土地が広ければ、1区画をあえて分割し、別々のアパートを2棟建てるほどの徹底ぶりだ。このようにスピリタスは法規や条例を守りつつ、可能な限り多くの部屋を1棟に詰め込む。

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