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山元 浩二(やまもと・こうじ)

日本人事経営研究室社長

山元 浩二

1966年生まれ。福岡県の地方銀行に勤務したのち、人事制度の研究に取り組み、2002年に日本人事経営研究室を設立。小さな会社の人事評価制度の導入を専門にしたコンサルティング事業を開始。会社のビジョンを出発点として人材を育成することを軸にした「ビジョン実現型人事評価制度」を提唱しており、導入先の社員の人事評価への納得度は9割を超える。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

ベンチャー最前線

「査定」のような言葉を安易に使わない

2017年11月21日(火)

山元浩二氏が提案する「ビジョン実現型人事評価制度」は、女性社員がそれぞれの得意分野を活かせる人事評価制度である。女性がやりがいをもってイキイキと成長することを応援する人事評価制度をどのようにつくりあげていくのかを具体的に語る。

 女性が輝く会社づくりの出発点となるのが、会社の理念と方向性を明確にする「ビジョン実現シート」です。これはA3の用紙1枚に「経営計画書」と「人材育成計画」を盛り込んだもので、人事評価制度を運用していくなかで、原点として何度も立ち返ることになるものです。

山元浩二(やまもと・こうじ)
日本人事経営研究室社長。1966年生まれ。福岡県の地方銀行に勤務したのち、人事制度の研究に取り組み、2002年に日本人事経営研究室を設立。小さな会社の人事評価制度の導入を専門にしたコンサルティング事業を開始。会社のビジョンを出発点として人材を育成することを軸にした「ビジョン実現型人事評価制度」を提唱しており、導入先の社員の人事評価への納得度は9割を超える。

「1枚の紙に、そんな重要なことをすべて盛り込めるものなのか?」

 そう感じるのも当然です。しかし、会社のゴールと、ゴールに向かうプロセスを1枚のシートに表現することには、全体像がひと目で理解でき、全社員に浸透させやすいという利点があります。オフィスにシートをはるなどして社員の目に触れるようにしておけば、会社の方向性を浸透させやすいのです。

 「経営計画書」を冊子にして配布する形態をとると、詳細に記述できるのはいいのですが、多くの社員はたいてい机の中に入れっぱなし。目にする機会がほとんどないという状況に陥ってしまうことも多いのです。

「ビジョン実現シート」に盛り込むもの

 「ビジョン実現シート」には、次のような要素を盛り込みます。

(1)経営理念
社長が考え抜いた会社の存在意義、目指すべき最終ゴールを明記する。

(2)基本方針
「経営理念」を実現するために必要な会社の基本姿勢、考え方を明記する。

(3)行動理念
「経営理念」「基本方針」を実現するため社員に求める行動を示す。

(4)ビジョン
「経営理念」を実現するための、「5年後の会社の姿」を定める。

(5)事業計画
現状、3年後、5年後の利益目標を掲げる。

(6)経営戦略
「事業計画」を達成するための戦略を明記する。

(7)現状の人材レベル
現状の社員たちの強みや課題を明記する。

(8)5年後の社員人材像
5年後の事業計画を実現するため求められる人材像を表す。

(9)ギャップを埋めるために必要な課題
現状と理想の人材像から課題と対策を明記する。

(10)人事理念
人材に対する根本的な考え方を表現する。

(11)プロジェクトコンセプト
プロジェクトが目指す方向性と成果を明確化する。

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