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鈴木 哲也(すずき・てつや)

日経ビジネス副編集長

鈴木 哲也

1993年早稲田大学法学部卒業、日本経済新聞社入社。大阪整理部に配属。96年に東京流通経済部。それ以降、小売業、外食のほかビール、化粧品、衣料品などの消費財関連を幅広く取材してきた。03~07年はニューヨークに駐在し、ウォルマートなど流通・消費分野、国連を担当した。企業報道部デスクなどを経て、15年10月に日経BP社に出向し現職。埼玉県に生まれ北海道で育つ。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

最近のトピックス

最近はロックのコンサートによく行きます。音楽ソフトが売れない中で、ライブの市場は伸びており、私も微力ながら貢献しています。好きなジャンルはヘビーメタル。アイドル×メタルの「ベビーメタル」が世界的に人気ですが、1980年代に活躍した国内外の「おやじバンド」も健在です。30年前のブームが再来している感もあり、うれしいです。

堤清二 先見と誤算

糸井重里は「堤清二さんのまねをしてきた」

2017年12月18日(月)

糸井重里氏が1980年代に西武百貨店向けにつくった広告コピー「おいしい生活。」は、セゾンカルチャー全盛期の代名詞になっている。文化の香りがする豊かな生活が手に入る――。大衆にそんな夢を見させたのがセゾングループ創業者の堤清二氏だった。当時30代だった糸井氏は堤氏と直接議論を交わしながら、彼の理想を柔らかい言葉で表現した。現在、糸井氏は情報サイトなどを運営する「ほぼ日」という会社を経営しているが、堤氏の影響がいまも日々の仕事に表れるという。セゾンでの仕事や堤氏について聞いた。
[いとい・しげさと]
1948年群馬県前橋市生まれ。69歳。株式会社ほぼ日代表取締役社長、「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。71年コピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍。98年に毎日更新のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。運営会社の「ほぼ日」は2017年3月東証ジャスダック市場に上場した。

西武セゾングループと関わったきっかけは。

糸井:北海道・旭川にグループの商業施設ができたときに関連する仕事をやらないかと呼ばれました。僕が作詞してシンガーソングライターの矢野顕子が曲を作って歌うというコマーシャルソングを作りました。それが始まりです。

 それが悪くなかったんでしょうかね。西武百貨店の年間キャンペーンを君やらないかと言われました。西武は池袋本店の規模を拡大し、これから変わっていくことを世の中に押し出していく時期でした。その最初のコピーが1980年の「じぶん、新発見。」ですね。

堤さんとの関わりはそのころからでしょうか。

糸井:そうですね。百貨店のキャンペーンのほかに、西武流通グループ(後のセゾングループ)全体の企業広告もやらないかと言われました。これはなかなか簡単な仕事じゃないので、若い自分としては、あれっ、そんな重い仕事しちゃってと思ったんですけど、逃げるわけにもいかない。これを引き受けたおかげで、堤さんと打ち合わせをする機会が増えました。

堤さんとの打ち合わせはどんな内容でしたか。

糸井:例えば何もない土地に街をつくる不動産事業や、買収した会社をどう伸ばすか、といった事業プラン全体を聞く立場にありました。その仕事のおかげで、広告というのが事業の最後の仕上げで表現をするところだけを引き受けるのではなく、経営トップが考えているビジョンを丸ごと理解しないと作れないんだということが分かったのです。

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清野 智 東日本旅客鉄道会長