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子供をハーバードに入れたいか?

『その「グローバル教育」で大丈夫?』/『多縁社会』

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2015年12月16日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

その「グローバル教育」で大丈夫?
ヤマザキマリ、小島慶子著、朝日新聞出版
担当:朝日新聞出版AERA編集部 木村恵子

 最近、親の「グローバル教育」熱がすごいです。

 保育園、幼稚園のうちから、英会話教室に通わせる人は多いし、学校選びの際に「インターナショナルスクール」というのが選択肢の一つに普通に入りつつある。一部芸能人の話、ではありません。「生きた英語」を学べる私立中高一貫校に通わせ、果ては海外の大学へ(しかも、ハーバードやケンブリッジやMITと名門校)!というシナリオを描いている親も、多くなってきているのではないでしょうか。

 そこまでは思っていないよ……。という人も、英語はマスターさせて、将来、外資系企業でも働けるようにしなくては、という漠然とした焦りを持っているケースは少なくないかもしれません。

 この本は、子育てをしていると、ついつい、わが子に「いい学歴を」「将来の就職に有利な大学へ」そして最近は「世界にも通用する学歴を身につけさせたい」と、焦ってしまう親たちに、本当の「グローバル教育」とは何か、を投げかけています。“グローバル”とありますが、それを取ってもいい。

 つまり、ついつい教育熱心になって「学歴」に目が行ってしまう親たちに、「大事な教育」はそんなことじゃないんじゃないか、ということを教えてくれます。とっても普遍的な、そして、いま日本がちょっと忘れがちな教育の視点をくれます。

 著者は、漫画家のヤマザキマリさんと、タレント・エッセイストの小島慶子さん。

世間体をなぜ守るのか

 ヤマザキさんは、漫画「テルマエ・ロマエ」の原作者で、絵画の勉強のため、17歳で単身イタリアに渡られた経験を持ちます。その後は、シリア、ポルトガル、アメリカなどで暮らしながら、まさに「世界で」子育てをしてきました。現在、息子さんはハワイ大学に通っています。

 小島さんは、夫の退職を機に、2014年にオーストラリアに家族で引っ越しし、現在は仕事のある日本と、オーストラリアを行き来する生活をされています。息子さんは中学1年生と、小学4年生。

 海外子育てについては、先輩のヤマザキさんと、少し前に海外で子育てを始められ、いろいろ新鮮な発見もあるであろう小島さんが対談をしたら面白いのではないだろうか。

 そんな思いから、お二人に対談をお願いしました。

 最初の対談は、ニュース週刊誌「AERA」で、小島さんが持たれている「小島慶子の幸複論」という連載で実現しました。そこでお二人が強調されたのは、日本には「子育ての見えない教科書」や「世間体という戒律」があり、それを逸脱すると、非常に子育てがしにくいということ。そのしんどさは、特に、子育てを全面的に背負いがちな母親たちに押しつけられているということでした。

 対談を聞きながら、担当者の私も「そう、そう」「そう、そう」と納得と共感をすることしきり。

 ヤマザキさんはこう言います。

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