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「リーダーは若い頃から他流試合を」

孫正義インタビュー(2)

2015年6月30日(火)

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 ソフトバンクの孫正義社長は、早くから社外取締役を導入し、活用してきた。今は9人の取締役のうち3人が社外だが、多い時は半数以上が社外だった。

 社外取締役は大物経営者が名を連ねる。現在はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長や日本電産の永守重信会長兼社長などが務め、かつては日本マクドナルドの藤田田元社長や宮内義彦シニア・チェアマンなどが務めたことがある。

 その取締役会や役員会は「動物園」に例えられるほど議論が活発だ。実際、社外取締役の柳井氏は「大体の案件に僕は反対ですよ」と話す。

 一方、日本の大企業には制度による圧力がかかりつつある。東京証券取引所は上場企業の経営規範を定めた「企業統治指針」の適用を始めた。2人以上の社外取締役の選任を求めており、6月後半の株主総会では、多くの社外取締役が承認された。

 かつてシスコシステムズの社外取締役を務めたこともある孫社長に、取締役会のあり方や経営者育成について聞いた。

孫さんは経営を将棋に例えて話すことがあります。

孫正義:将棋の王将の役割とさ、飛車とか角とか歩とかいろいろな駒があるじゃない。僕が思うには結局、バランスなんだよね。やっぱり子供のときは飛車が格好いいとか、角はすごいとか思う。

(写真:的野弘路)

王は少ししか動けないとか。

:王様、卑怯だと、しょぼいなと、一つしか動けんじゃん、逃げ回ってばっかりやんとか(笑)。何か、常に部下の後ろに隠れている、汚いぞとか、何でもっと男らしく行かないんだと。潔くスパンと行けないんだ、じれったいとか思ったこともあるよね。何でそれなのに王様と偉そうな名前ついているんだと。

 でもね、やっぱり少しずつ大人になってきて、なるほどなと、深いなと思ったのは、結局ね、飛車とか角はね、詰め寄られやすいんだよね。もう動く方向がわかっているもんね。

 勇ましいんだけど。結局、天下、国家を押さえられる男じゃないだよね。ズバッと鮮やかな動きを見せたりするんだけど、やっぱりトータルバランスとしてちょっと足りないなと。それはね、しょせん飛車、角なのよ。勇ましくていいんだけど。

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「「リーダーは若い頃から他流試合を」」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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