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「(アローラ氏は)持っている力のすべてをソフトバンクにかける」

孫正義社長インタビュー(4)

2015年8月21日(金)

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 ソフトバンクグループは19日、ニケシュ・アローラ副社長が個人で約600億円分に相当する自社株を市場から買い付けると発表した。直近の株価水準で発行済み株式数の0.7%にあたる。今後半年間に渡って株式を取得する。

 アローラ副社長は「本買付けは私にとっては大きな取引でもあり、かつ自分の人生に再度大きなリスクを背負うことになりますが、当社の将来とわれわれが掲げた長期的事業目標については非常に大きな自信を持っています」とのコメントを寄せた。

 孫正義社長自らが米グーグル上級副社長だったアローラ氏を招聘し、1年も経たずに代表取締役副社長に引き上げ、2014年度にはソフトバンクとして165億5600万円もの報酬を支払った。こうした異例の重用に対して、社内外で「本当にソフトバンクに人生を捧げるのか。キャリアアップの踏み台に使われるのではないか」などの疑念の声が聞かれた。アローラ副社長の自社株買いは、そうした雑音をシャットアウトし、長期で経営に責任を持つ意思を示したと言える。

 今回の発表を好感し、20日の株式市場でソフトバンク株は一時、前日比295円(3.9%)高の7772円まで上昇した。今回の株式買い付けについて、孫社長に話を聞いた。

今年5月の決算会見で孫正義社長はアローラ氏を後継候補と紹介した

いつどんな形でニケシュ・アローラ副社長と話しましたか。

孫正義:先週、日本で直接聞いた。いろいろ話し合っている中で、今回の決断を聞いた。「自分のコミットメントを示したい」「ソフトバンクの将来性にかけたい」「ソフトバンクの将来の価値は今よりかははるかに大きいと心から信じている」などと話してくれた。私は「心強い」「大歓迎」だと伝えたよ。

初めて聞いた時はどう感じましたか

:それはうれしいよ。さすが見込んだだけの男だと思ったよ。口だけでいろいろ言う人はいるけどさ、今までの日本の経済史の中でこれだけ腹をくくった侍スピリットを持った経営者はいただろうか。

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「「(アローラ氏は)持っている力のすべてをソフトバンクにかける」」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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