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ガンプラへの「ワクワク・むらむら」を永遠に!

バンダイホビー事業部マーケティングチームリーダー 川口克己さんに聞く【後】

2015年10月14日(水)

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●「機動戦士ガンダム」年表
※サンライズの公式サイトの情報、関連書籍に基づき編集部で作成。青色がテレビシリーズ。「SD」シリーズは涙を呑んで割愛。映画、OVAの日付は公開日、発売日。●印は映像コンテンツ以外の主なエポックを、編集部の主観でピックアップした

36年間、アニメの「ガンダム」は新しいものを出し続けて、更新してきたと仰いましたが、年表(右)を作ってみると本当に抜けがないですね。トピックが拾えないのは3、4年くらい。そして、「新規層開拓」ミッションを帯びたテレビシリーズと、「コア層の維持」を狙う映画、オリジナルビデオアニメ(OVA)が交互にバランスよく出ている印象があります。ガンプラも同様で、新番組に対応した新規層向けの手軽なものと、コア向けの「MG」「RG」「PG」などのラインナップが出てくる。

川口:20周年の時に、パシフィコ横浜でサンライズさんと創通さんの仕切りで周年イベントが行われました。その際に、各番組のダイジェスト映像を流したんですね。


川口克己・バンダイホビー事業部マーケティングチームリーダー、通称「川口名人」。ガンダムの模型ブーム黎明期に小田雅弘氏、高橋昌也氏と共にモデラー集団「ストリームベース」のメンバーとして模型雑誌や少年誌を舞台に、ガンプラブームの牽引役として活躍し、バンダイに入社。ガンプラのひとつの象徴とも言える「MG(マスターグレード)」シリーズなどを手がける。(川口氏の写真=的野弘路、以下同)

 面白いなと思ったのが、客席の位置で支持層が違うんですよ。意識していないんだろうけれど、友達や仲間同士で座っているので、漠然とエリア分けができていたみたいで、ファーストガンダム(1979年放映の最初の「機動戦士ガンダム」)のセイラさんがでてきたら、客席の特定のエリアがうわーっと盛り上がる。ウィング(「新機動戦記ガンダムW」)のゼクスが出てきたらこの辺が、と、世代ごとにそれぞれが好きなガンダムをそれぞれが持っていて、登場すると声援が沸く。

ありそうですね。

川口:ウルトラマンなどもそうですが、初代、ファーストガンダムはクラシックキャラクターとしてみんなが認めている。その上で、でも本当は私はウィングが、シードが、と、世代にとってのガンダムが存在できている。

ガンダムはどこからでも入れる

 レンタルやCSで昔の作品を見ることも出来る環境になったので、自分の好きなガンダムから入って、少し掘れば、いっぱいある他のガンダムも見ることが出来る。これはファン層の拡大、深化にとても大きく作用していると思います。ゲームも、シミュレーションが多いので、「俺だったらこうする」と、戦記物、「if」ものの感覚で思い入れができる。

ジオン軍で勝つとか。

川口:「ギレンの野望」をプレイすれば、モビルスーツの系譜もわかるし、キャラに感情移入したりしますよね。プラモデルだけではそこまで行き着けなかった。これは映像、ゲームとの連携の力で、一回触れたところで深みをのぞくと、そこにすごく面白い世界があると気づいて頂ける。これが、ガンダムの長い寿命の大きな理由でしょう。

そこで触れた人が、いろいろな業界に入って「俺のガンダム」を作ると。

川口:そういう人がいると思います。いっぱい。

ガンプラにとって大きな作品だった「ウィング」

ところで、ガンプラのメーカーとして「当たった」ガンダムというのは何が印象に残っていますか。シード(「機動戦士ガンダムSEED」)は大当たりというのは存じていますが、他には。

川口:ウィングの時が一番…。これはガンプラにとってすごく大きな年だったと思います。

ウィングですか、正直意外です。

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「ガンプラへの「ワクワク・むらむら」を永遠に!」の著者

山中 浩之

山中 浩之(やまなか・ひろゆき)

日経ビジネス副編集長

ビジネス誌、パソコン誌などを経て2012年3月から現職。仕事のモットーは「面白くって、ためになり、(ちょっと)くだらない」“オタク”記事を書くことと、記事のタイトルを捻ること。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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