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サービス業の人手不足は嘘なんじゃないか?

人材配置の無駄は必ずある

2017年7月20日(木)

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 「長時間労働が多いことが嫌われて、人を採用してもすぐ辞めてしまう。うちはいつまでも人手不足から抜け出せない」──。
 こうした悩みを打ち明ける中小企業経営者は多い。長時間労働の解消が進まない理由は、多くの経営者が正しい時短の方法を知らないからだ。「残業を減らせば売り上げも減る」という誤解もある。残業時間の削減が必要と分かっていても、業績維持との板挟みで、時短推進に二の足を踏んでいる。
 さらに、飲食店や小売店といったサービス業は「お客が1人でもいる限り、従業員は帰れない」という事情も、残業削減を阻むカベとなっている。
 しかし、そこで思考停止していては、長時間労働の“ブラック企業”という評判を拭い去れない。
 では、どうすれば時短に踏み出せるのか。
 本コラムの著者であるサービス産業革新推進機構の内藤耕代表理事は、「ほとんどの中小企業経営者は、自社にとっての適切な人材配置とは何かがよく分かっていない」と指摘する。実はここに時短に取り組むヒントがある。
 また、「人手不足は思い込みで、実は人が余っている例が多い」とも言う。
 人材配置の無駄は、感覚ではなく、データを基に考えれば必ず解は見つかる。
 内藤氏に、時短の第一歩である「働き方の無駄の見つけ方」について聞いた。

サービス業(サービス業とは非製造業全般で、卸売業や小売業などを幅広く含む)ではなかなか時短が進まず、休みも取りにくい会社が多いですね。

出所:厚生労働省の2016年就労条件総合調査より

人手不足は嘘なんじゃないか?

内藤:サービス業では、適正な人員配置ができていない会社がとても多い。ただ、これは特定の経営者が悪いのではなく、どのように働けば生産性が上がるのかというアプローチ方法が確立されていないから。そこが問題なのです。

 ある会社では、23人の従業員で300人のお客様にサービスを提供した日があるかと思えば、客数は同じ300人なのに、従業員が38人も出勤している日がある。全く適切な配置ができていないのに、それが問題だという意識が経営者にも従業員にもない。

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「サービス業の人手不足は嘘なんじゃないか?」の著者

内藤 耕

内藤 耕(ないとう・こう)

サービス産業革新推進機構代表理事

世界銀行グループ、独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センターを経て現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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